fc2ブログ

甘い教育、厳しい教育

私は甘い教育には断固として反対です。

ただし、甘い教育と厳しい教育の違いを分かっていない保護者の方々がとても多いように思います。

甘い教育というのは子どもの言いなりになるとか、好きにさせるとかそんなレベルはお話になりません、そもそも甘いとか厳しいとか以前の問題だと私は考えています。

私は「厳しい教育」を実践しているつもりの「甘い教育」をたくさん見てきました。

結論から言えば厳しい教育とは、どんな事があろうが「ルールが変わらない」という事なのです。

体罰を加えるとか、激しく叱責するとか、そんな事ではないのです、どうあろうとルールが変わらないと言う事が大切なのです。

私が以前見たご家庭が酷いもので、息子の野球チームに居たご家庭ですが体罰は加える、叱責もする、時には引き釣り回す事もありました。

しかし、子どもは間の抜けた顔をしていて、同じような事で毎回叱られて居ました。

コレは何故なのか?答えは簡単です、父親の機嫌で「許される。許されない。」が決まるからです。

簡単に言うと、全く同じ行動をしても「ビンタされる事もあれば、しょうがないなぁ~とあっさり許される事もある」という状態のなのです。

子どもは親に叱られるのが大嫌いなので、どうすれば叱られないか考えます、その結果「親の機嫌が良ければ良い」という結論を出したのです。

私はその父親が「うちは厳しく教育してますよ!」と言い切っているのに、何故こんなに子どもが間が抜けているのか不思議でしたが、観察する内にルールを変えているからだと気付きました。

その後当教室でも観察をしていると、親の機嫌でルールを変える家の子は同じような事を何度もする、間違いが修正しない傾向にあると分かりました。

厳しいと言うのは子どもが泣こうがわめこうが、どれだけ苦労していようが「やるべき事はやる、いけない事はいけない」と伝える事なのです。

だからハッキリ言いますが気分でルールを変える人間の叱責や体罰は私は暴力だと思います、何故なら気分で制裁を加えているからです。

しかし、叱責をせずとも、体罰など加えずとも「ルールを変えない」という事は厳しい教育なのです。

今の教育業界は「制裁」に対してのみ、厳しいとか甘いとかそんな議論をしていますが、ルールを変えない、一度決めたことは貫くという事が大切なのです。

だから甘い教育、つまりルールを変える保護者に教育された子どもは結果を出す事よりも「許される事」に重点を置きますから、自分がどれだけ苦労しているか、どれだけ辛いか、どれだけ努力したか?のアピールをします。

そして同情してもらい「許し」を得ようと努力します。

ですから、求められている行動とりも、結果を出す事よりも、何より親の許しを請う事が重要なので、結果は出ません。

甘い教育、ルールを気分で変えられる環境で育った子は「出来ない」という言葉をすぐに口にして、泣くと言う事も頻繁にします。

その行動の全ては「親が許してくれる」という過去の経験なのです。

言い訳が多いとか、ウソをつくという行動も結局はここに繋がっています。

だから皆さんが勘違いしているのは、厳しい教育というのは厳しい態度で接する訳でも無く、制裁を加えるわけでも無いのです。

一度決めた事は「気分で変えない」と言う事なのです。

元も子もない意見を言えば、親に一貫性があれば、子どもはちゃんと成長しますし、親に一貫性がないのに「教育」について考えても無駄なのです。

私は子どもを殴る蹴るしながら、気分で甘やかしていたあの子がどうなったか?心配でなりません。

何故なら彼の思考の中に「ルールはアピールで変わる」と根付いているので「法律すら変えられる」と考えているからです。

スポンサーサイト



プロフィール

KAZ・FUJITA

Author:KAZ・FUJITA
学習教室を運営して約20年、教育の仕事に関わりすでに約30年。日本の教育は間違っていると感じ正しい教育とは何かを考え続けここまで来ました。私自身の経験から「社会で活躍出来る人間とは何か?賢いとはどう言うことか?世界の教育の今、何を求めているのか?そんな事を考え子供達の指導をしています。私の考えをココに書いておきます。私はウソは大嫌いです、何でも本音で書きますので気分を害される方は読まないで下さい。
尊敬する人物は「坂本龍馬」と「諸葛亮孔明」
座右の銘は「因果応報」
教師とは職業ではなく生き様である、が信条です。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR