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このまま求人天国は続くのか?

今の世の中は転職が普通の世の中、終身雇用制度などまさに崩壊の一途をたどる。

私も実は終身雇用制度には反対で、雇用価値の無い社員は解雇しないと会社が続かないと思っています。

しかし、現在の転職事情はよくないとも思っています。

何故なら、日本の大学は即戦力になるための教育はほとんどしていません。

仕事は会社に入って覚えるのが普通です。

しかし今は入社一年以内にやめてしまうのが普通だそうで、転職した方が給料が良いと聞きます。

そら当たり前の話です、何故なら何も分からん新入社員に「投資」をして、育てて一人前にするという事が前提で日本の教育システムは出来ています。

中途社員の出来る人間だけを獲得していけば、最初の投資が必要ない分給料を上乗せしても採算が取れます。

それに加え、必要なければすぐに解雇が可能ですし、雇用側にとって非常に都合の良いシステムだと言えると思います。

しかし、これから社会へ出ていく学生たちにとってはどうなのか?

おそらく新卒を採用する「メリット」がなくなってきます。

そしてわざわざ「投資」をして仕事を教え込むよりも、元々出来る人間を中途採用していけば「利益」は出しやすくなるのです。

ちゃんと大学まで出た学生を新卒でとる企業が極端に減っていく社会が想像できます、これでいいのでしょうか?

会社としてもせっかく投資して育てても、やめて他社へ転職するなら初期投資は無駄だと判断するのではないでしょうか?

しかし、今は人手不足と言われる状態なので「売り手市場」の状態で、新卒も中途採用も豊富に求人はあります。

いつまでこの状態が続くでしょうか?私はそう長く続かないと思います。

一昔前に言われていた「ワーキングシェア」という事を覚えていますか?

簡単に言うと8時間で6人雇っている会社が6時間労働で8人雇うと同じ延べ労働時間は48時間になるという考え方です。

このワーキングシェアにより、優秀な社員さんが副業を始める事になり、AIの発達で機械へ仕事が移行する事もあり、求人が減っていくのは目に見えています。

もちろん、日本経済が今後もガンガン成長していけば求人は増え続けますが、日本企業がこぞって成長する事は想像しにくいと思います。

今のような甘えた理由で転職している若者が職を失う未来が来るかもしれません。

そうなった時に教育は今のままでよいのでしょうか?

個人の意見を尊重し、嫌がることはさせず、無理もさせない、そんな学校社会で育った若者が本当に厳しい未来が来たとしてやっていけるのでしょうか?

私は前々から言っていますが、ジャパンクオリティーの正体は末端労働者と言われる人たちまで「高い教育を受けている」という事が以前世界一と言われたジャパンクオリティーの要因なのです。

しかし今、嫌ならしなくてもいい、個人の意見を尊重する、無理をさせない・・・そんな教育で育った若者がジャパンクオリティーを作りだせるでしょうか?

私は、無理だと考えています、何故なら今の中国を見れば明らかです。

EV・電気自動車を中国は国策として補助金を出し、国内に普及し生産量を増加し技術を育てました。

結果ろくでもないEVしか作れず、今中国国内は使えない・使われないEV車の廃棄が大きな問題になっています。

太陽光パネルも同じで、中国産の太陽光パネルを日本中に設置しましたがゴミが大きな問題となっています。

つまり中国は国策で太陽光発電も電気自動車も資金を投じ技術を育てようとしましたが、肝心の根っこにある「教育」が未成熟なため育たないという現状が明らかになったのです。

日本もこのままいけばそうなります。

国の根幹は教育であり、教育こそが国を作るのです。

多くの社会人の方々が「今の新卒は本当に使えない・・・」と嘆いています。

その理由は教育なのです。

勉強が出来る事は確かに大切です、しかしそれだけでは困ります。

学校が教える事は算数・国語・理科・社会・外国語が出来る様にすることですか?

何故主要五教科と言われる学力テストが重視されるか、考えた事はありますか?

どんなコンディションでもコツコツと継続し勉強という「義務」を真面目にこなし、しかも一定の結果を出すという訓練のために勉強はあるのです。

その副産物として、医学や法律や工学などを学ぶ専門家になる生徒さんもいるだけで、勉強の延長線上で仕事が成り立つ人間などごく一部です。

ほとんどの人は勉強を通じて、自己管理や計画性、目標設定と実行を経験し仕事に活かせる「スキル」を身につけるのです。

そのスキルこそが一生使える「能力」なのです。

今の勉強は本当に複雑で「面白さ」がどんどん減っています・・・しかしその中でもちゃんと最低限の努力を続け、どんな時も基礎理解にだけは一生懸命努力を続けてきた人間だけが「国立大学」への扉を開くのです。

ですから国立大へ入学する事に意味は私はあまりないと考えていますが、国立大へ進学する努力の過程に意味があると私は確信しています。

私は偏差値教育には本当に嫌気がしていますし、根本的に反対です。

だからこそ断言できます、これからが本当の学歴社会になると私は考えています。

今までは中卒であろうが、高卒であろうが、大卒であろうが仕事は存在し、それぞれ生きる道がありました。

私の友人も最終学歴は「少年院卒」ですが立派な会社を経営し、私の数倍の税金を国に納め多くの従業員とその家族を養っています。

しかし今後はまず大学を出ている事とか資格を持っているというような「条件」が最初に必要になると思います。

何故なら、我々の頃勉強しない生徒さんは「根性」」があり、あまり深く考えず「行動力」が抜群でした。

今の勉強が苦手な生徒さんを見ると「行動力」が無いから勉強が苦手というケースがほとんどなのです。

ですから今後仕事が減少してきたときに求人に多くの人材が来れば「まず勉強というめんどくさい作業にどこまで向き合えたか?」という判断基準が出てきます。

その上で「人間性」や「社会性」「人当たり」などの基準で選んでいく事になると思います。

今の求人がたくさんある状態では今の教育の問題点は見えてこないと思います。

しかし、少し未来を冷静に考えてみると、おそらく仕事の数は減り、仕事に多くの人が応募してくる事を想像してください。

まず履歴書で判断できる「基準」を設けるしかありません。

その最も簡単な基準が学歴なのです。

私は今すぐ学校の教育も改革してほしいと望みますが、おそらく無理でしょう。

だからこそ、各家庭での「自己防衛」をずっと訴えています。

社会へ出て困るのはお子さんです。

学生時代に何を経験させるべきなのかもう一度ちゃんと考えてみませんか?
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プロフィール

KAZ・FUJITA

Author:KAZ・FUJITA
学習教室を運営して約20年、教育の仕事に関わりすでに約30年。日本の教育は間違っていると感じ正しい教育とは何かを考え続けここまで来ました。私自身の経験から「社会で活躍出来る人間とは何か?賢いとはどう言うことか?世界の教育の今、何を求めているのか?そんな事を考え子供達の指導をしています。私の考えをココに書いておきます。私はウソは大嫌いです、何でも本音で書きますので気分を害される方は読まないで下さい。
尊敬する人物は「坂本龍馬」と「諸葛亮孔明」
座右の銘は「因果応報」
教師とは職業ではなく生き様である、が信条です。

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