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原因が分からなければ改善は出来ない

この時期は新規の御入会を頑張らないといけない時期なのですが、受験の追い込み時期でもあり、確定申告の時期でもあります。

新規入会の時期に必ず話題になるのが「学習障害と言われる特性」や「学力に対する不安」などがあります。

当教室にはもちろん優秀な生徒さんからの問い合わせもいただきますが、優秀な生徒さんの問題点は一点だけです。

それは「プリント学習をやり過ぎて想像力や思考力が無くなっている」という事です。

しかし、優秀な子は宿題や課題を真面目になので修正が早く、対応策は簡単です。

問題は出来ない子、しかも「学習障害という特性」を信じ込んでいるご家庭です。

私は前々から提唱していますが、勉強はやれば誰でも出来ると言う大原則に従ってお子さんを導かなければ、間違った選択をしてしまします。

批判を覚悟で書けば「この子勉強しているんですが、成績が・・・」とおっしゃるご家庭には問題は2点しかありません。

やり方が分からないとおっしゃる保護者の方も居ますが、指導させてもらうと「やっていない」という現実しか見えてこないです。

もう一つは出来る事をやらしていないと言う現実です。

やる事をやっていないというのは2つです。

1つは問題を読まない、自分で分かる事を面倒くさいと言う理由でやっていない、問題集を開いているだけで「答えやヒントを教えてもらうのを待っているだけ」という現象です。

これには声かけや指導のコツだけですぐに改善する事が出来るので、大きな問題ではありません。

問題はもう一つの出来る事をやらしていないという現象です、それは「学習障害・発達障害」という言葉にとらわれ何もかも出来ないという風に捉え「能力が止まっている」状態です。

確かに学習障害とか発達障害と言われる現象はあります、しかしその多くが指導次第で改善しますし、どうにでもなります。

しかし学習障害・発達障害という言葉にとらわれ、能力の成長を止めてしまうと本当に色んな事が出来なくなってしまうのです。

ここでハッキリ言っておきますが、当教室は学習障害という存在を知ってはいますが、考慮はしません。

そして特性に合わせた指導はしますが、出来る事は自分でさせると言う基本方針は変えません。

何故なら、学習障害・発達障害などとネーミングしてラベリングしても、社会に出れば何も保証がないからです。

つまり学生時代に手厚いフォローを受けても、結局は社会へ放り出され、ご家族が手厚いフォローを続ける事になります。

私は社会が生活保障やセーフティーネットを作ってくれるなら、学生時代を手厚くフォローし、卒業させる事も考えます。

しかし、社会へ出たとたん出来ない人間に対する冷たい対応が待っており、企業とは「利益」を出す事を目的としており、自分がもらう給料以上の利益を作り出せないと企業には居続けられないのです。

それを考えれば「一定の社会性」を身に付けなければ、せっかく生まれつき身に付けた才能を社会で活かす事だ出来ません。

それを考えれば、いくら特性の強い子でもある程度能力を向上するために言わば学生時代に「努力」する事が求められます。

しかし、盲目の人に読めと言ってもそれは絶対に出来ないので「ある程度の知識」を持っていない事が問題視されている事は分ります。

しかし、多くの学習障害の研究をしてきた専門家は「知って欲しい」と考えていただけで、別に多くの生徒さんにラベリングをして、何もかも手伝ってあげて欲しいと思ってはいません。

しかし、学習障害と言う都合の良い分類が出来て、出来ない理由を「家庭教育」とは言えない、学校側が都合の良い言い訳として多用しているのが現実です。

私は学習障害という現象を勉強をした時期がありますが、ギフテッドと言われる彼らの才能と社会性などは年齢と共に整って行き、特殊才能も薄れる事がほとんどです。

簡単に言うと、年齢と共にバランスは整って行くのが普通なのです、しかし年齢と共に特性が強くなっていく子が居ます・・・問題はこの子達なのです。

年齢と共に整って行く子達は苦労はしますが、いずれ才能を開花させ社会で活躍すると思います。

年齢と共に特性が強くなる子?このおかしさに気付きますか?

原因は「性格」であり「生活環境」が原因なのです。

人間は楽を求める生き物なので、楽をさせればドンドンひどくなっていきます。

私はあえて厳しい事を言わせてもらいますが、学習障害という現象に苦しむ子達は「真面目」という特徴を持ち、その子達は一生懸命整えようと努力しています。

しかし、環境や性格が原因の子供達はドンドンエスカレートしていき、学校側もラベリングする事で納得しているだけなのです。

年齢と共に特性が強くなる・・・と感じていたら、一度考え方を変えた方が良いかもしれません。

当教室はそう考えています。
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プロフィール

KAZ・FUJITA

Author:KAZ・FUJITA
学習教室を運営して約20年、教育の仕事に関わりすでに約30年。日本の教育は間違っていると感じ正しい教育とは何かを考え続けここまで来ました。私自身の経験から「社会で活躍出来る人間とは何か?賢いとはどう言うことか?世界の教育の今、何を求めているのか?そんな事を考え子供達の指導をしています。私の考えをココに書いておきます。私はウソは大嫌いです、何でも本音で書きますので気分を害される方は読まないで下さい。
尊敬する人物は「坂本龍馬」と「諸葛亮孔明」
座右の銘は「因果応報」
教師とは職業ではなく生き様である、が信条です。

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