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毎回同じような話で恐縮ですが・・・いつも思う事なんです

自分の学生時代を振り返ると勉強で苦労した思い出から「子供に勉強で苦労させたくない」と考える親御さんも多く、困らないようにという理由で塾や公文・学研などに通わせる方も多いと思います。

しかし、実際は「勉強で困らない生徒」は何が出来ているのか?「要領よく勉強できている子」が持つ能力は何なのか?を知っていただきたいと思います。

実は結論から言うと「スピード」なのです。

スピードは「環境」で育ち、負荷をかけないと成長する事はありません。

私が学習教室を運営していて「勉強が伸びにくい子」は、記憶力・理解力が悪い、国語力がない、ぼーっとしている、メリハリがない、要領が悪い、ワーキングメモリーが小さい、性格が悪い、好き嫌いが多い、自己中心的など様々な理由があります。

しかし、理由はたくさんあれど、原因は3つしか考えられないのです。

原因は「スロー」「無口」「気分屋」のこの三つです。

現代病ともいえる「スローな子」は現在急増中で、間違いを恐れるあまり慎重になるのでスローになるのですが、これは全くの無意味だと知ったほうが良いと思います。

これは車の運転でよく例えるのですが、普段早い速度で運転している人がゆっくりと運転するので事故は未然に防げます。

しかし、普段からゆっくり運転している人はやはり遅い速度でも事故をするのです。

これは反射神経の問題で、早いものに目を慣らしているから遅いものをくっきりととらえる事が出来るのであってゆっくりのものを何回見ても動体視力は上がりません。

つまり、普段から早い速度で行動している人間がテストや大切な場面で速度を落とすと正答率は上がりますが、同じ速度で動いても正答率は上がりません。

そして一番の問題は「早く行動できない子供」が急増している異常事態なのです。

私が社会に出てすぐの頃、よく諸先輩方に言われたアドバイスは「ムチを打たないといけない若手はいらん!手綱を引く若手が良い!」でした。

若いから訳も分からず突っ走れ!あとはおじさんたちが処理してやる!とよく言われました。

今自分がおじさんになり、まったくその通りだと痛感しております。

何でもかんでも慎重に、スローに行動するのですが経験が圧倒的に足りないので結局間違うのです。

しかし暴走する若手はたくさん間違えるので、すぐに経験値が上がり「判断」が出来るようになります、逆に慎重に仕事を進める人間はいつまでもおじさんに「正解」を確認しているので仕事を任せられない状態です。

私も授業で一番生徒さんに訴えているのは「どうせ間違うなら早く間違えてくれ」と言います。

何故なら、たっぷりの時間をかけ、間違えられると修正する時間も機会もなくなり成長する事がないからです。

では、何故現代の子がスローなのか?どうすれば行動の早い子が育つのか?

答えは簡単です、忙しい環境下で生活させる事です!これしかありません。

簡単に言うとスローに動いても生活できるからスローなのです、明らかに「暇」なのです。

そしてその能力を一生引きずり、社会人になろうとも家庭を持とうともそのスローな感覚は一生その子を支配するのです。

そして体内時計の速度を上げる一番の方法は「嫌な事」を義務付ける事です。

嫌な事は絶対早く終わらせたいので、早く行動する事になります。

しかし現代教育では「子供の嫌がることはさせない」という教育方針から、気の向くこと・好きな事をさせるという環境から「ゆっくり楽しむ」という習慣がついています。

私は準備をめちゃめちゃ早くする「せっかち」ですが、大好きな釣りの糸を巻きなおすときはゆっくりゆっくりまき直し、その時間ですら楽しめます。

好きな事をたっぷり楽しめる時間があるのでスローに行動するのです。

予定がたくさんあることを「悪い事」と考える傾向にありますが、小学生・中学生は「忙しい環境」で育たないと早い速度で行動する能力は身につかないのです!

私の経験上このデーターは間違いないのですが「貧乏な家」で育った子でどんくさい子を見たことがありません。

元々はお金持ちだったが貧乏になった家ではたくさん見たことがありますが、幼少期から貧しい家で育った子はシャキシャキしていて行動が早い子しかいないのです。

別に貧しい事推奨しませんが、忙しい事は推奨します!

特に中学受験を検討されているご家庭は、本格的に受験勉強を始めるまでは家の幼児や習い事で予定はパンパンに詰め込むことをお勧めします。

その行動の速さを勉強に活かすと恐ろしいほど成績は伸びます!

次に注意していただきたいのは「無口」です。

これは記憶力にも理解力にも直結しているので「無口」=要領の良い勉強は不可能と思っていただいて大丈夫です。

無口jになる理由は色々とありますが、原因は一つです。

それは手出し口出しが異常に多いという事です。

簡単に言うとかまいすぎです、過保護が一番の原因です。

何故なら人間は困ったときに行動を起こす生き物で、困る前に行動できる人間など幼少期にはいません!

自分が自分の口で発言し、周りに理解してもらい、自分の居場所や環境を作らないとダメな環境下に居る人間は絶対無口にはなりません。

ところが言わずとも理解してくれて、言わずとも動いてくれる、言わずとも気持ちを察してくれる、居場所を無理に作らなくても居心地のいい場所が与えられている環境で育つと「無口」は完成します。

そして一番無口で勘違いが多いのは「家ではよく話すんです」は無口です!家でも話が出来ない子は医者の助けが必要です。

無口である事はマイナスしかなく、よく話すが黙る事も出来るが最高で話せないから静かは早急に改善が必要です。

何回も書いている話ですが、人は「教えられること」で賢くなる事はありません、人は「教える事」でしか記憶を定着させたり賢くなったりしないのです。

私は記憶力は抜群に良いのですが、それは知った知識をすぐ人にしゃべり整理するからです。

人は知った知識を人に話す事で整理され定着し、何時でも思い出せる状態に変換出来るのです。

そして何より指導者の意図と生徒の意図は絶対にずれがあるのです。

これをその場で修正できる子は急成長する子になれますが、修正が出来ない子がほとんどです。

この現象を私は「野球の世界」で嫌ほど見てきました。

指導者が指導した意図と選手が受け取った意図には絶対ずれがあり、恐ろしいのは一週間そのズレを元に練習し体に間違った意図を染み込ませるのです。

そしてその修正にさらに時間を要する・・・これを繰り返し一番急成長する時期を逃してしまうのです。

私が知る限り、プロ野球選手で一流の選手、その上無口と言えば「野茂英雄さん」しか思い浮かびませんが、あの人は無口だからこそ自分で考え抜いて「トルネード投法」という独自の答えにたどり着いているのです。

もちろん野茂英雄さんは小中高と一貫して目が出ず「トルネード投法」が完成してようやく社会人で結果を出したのです。

つまり勉強で苦労させたくない=早く勉強させるではないし、塾に通わせるでもないのです。

自分の言いたいことを言える、行動は早く出来るし慎重にも出来るという状態を作っておくことなのです。

では最後に「気分屋」の問題点は山ほどありますが、気分屋になる原因は一つ「我がままが通る」環境で育ったという事です。

社会にも家庭にも学校にもルールがあり、ルールの中で生きていくしかないのです。

しかし、自分の気分でそのルールが曲がる事を知ってしまうと気分屋さんになってしまうのです。

簡単に言うと「子供のわがまま」に付き合わないという事です。

私は犯罪心理学も大好きで色々と勉強させていただきましたが、多くの犯罪者が「ルールを曲げる」体験をしています。

追い詰められてどうしようもなくなり「死を覚悟で犯罪を犯す」というケースも確かにあります、しかしくだらない犯罪や後先考えていない自分勝手な犯罪者の多くは法律が絶対だと知らないのです。

自分の都合で曲がると本気で思っていますし、わがままが行き過ぎると「自分のルール」の世界から出てこれなくなります。

これも対処法は簡単で「家庭内で一度決めたことは絶対守る」という事です。

子供は気分で色々と行動が変わります、しかし本人の気分がいくら変化しても自分を取り巻く環境もルールも一ミリも変化しない事を教えるのです。

多くの親御さんが目の前の子供の気分に寄り添い「特例」を実行してしまい、それがマヒして通常になり「自制心」を完全に失った生徒さんを何人も見てきました。

この子が中学生になるともうどうしようもありません・・・

よくご相談で「勉強に気が向かないんです・・・」と聞きますが、勉強ができない子が勉強に気が向く事はごく稀で、特殊な事情以外ありません!

これにもわずかな望みをかけた解決策があります、それは恋です!

かわいいとか美人の先生、男前やタイプの先生が居てその先生とのコミュニケーション手段が勉強となれば少しは気が向きます。

その時に一気にたたみかけるしかありません。

しかしそんなことをしなくても「家庭で一度決めたルールは絶対守る」と幼少期から体に染み込ませれば気分屋に多少なっても問題ありません。

勉強で苦労させない、特に大学受験までさせたい!と考えているなら幼少期にすることは、いろんな経験をさせ忙しくせいかつさせせ、たくさん話を聞いてあげて、一度決めた事は守らせる。

これだけです、これだけで勉強が苦労無く出来る「要領のいい子」が出来るんです。

私は受験を担当する事で散々見てきました、幼少期からプリント学習に精を出している子、早くから公文・学研で勉強を始めた子、中学受験のため早くから進学塾で一生懸命勉強してきた子・・・・全員勉強で苦しみ、勉強で苦労し、勉強が大嫌いになって中途半端な学歴で終わっています。

子供の心を破壊するくらい、幼少期から勉強させている家は「学歴」に関しては成功していますが「親子関係」は破綻しているという事実も知っておいてください。

要領よく勉強し、賢い子にするために幼少期から勉強する必要は一切ありません!

人間性を鍛える事だけなのです。

自分の言いたいことをちゃんと「言葉」に出来る、一度決めたことは守る、気が向くときも向かないときも最低限の事はやる、忙しいスケジュールをこなすスピードと忍耐力を持つ。

勉強以外に優先すべきことがたくさんあるのに、勉強だけをさせているから結局その勉強で打ちのめされ苦労し人生を流されるように生きるのです。

企業が何故?大学名にこだわるのか?

昔はものすごい量の応募の中から一定量に絞り込む「判断基準」だったのです、今は違います。

学生時代は紆余曲折色々とあります、時にはいじめにあったり、彼女や彼氏が出来て別れも経験します、部活でケガもして活躍もして、友達とケンカもしますし、ご両親とギスギスする事もあります。

みんなそうです、その紆余曲折どんな状況下でも勉強を逃げずにやってきた「真面目」の証なのです。

そしてまじめでないなら相当「要領がいい」はずなのです。

だから企業は大学にこだわるのです。

一昔前から企業は「甲子園出場」とか、どの分野でも大きな大会の好成績者、一芸に秀でた人間を学歴と同じ扱いをしています。

その理由も簡単で「勉強」以外の環境で、どんな状況でもまじめにやってきた証と判断するからです。

勉強は結論「自己鍛錬」のためにあると言って私は良いと思います。

その勉強指導において「子供を甘やかす」これもまた、本末転倒の良い例だと私は思います。

学習教室は教育機関であり、サービス業になっては絶対にいけない!
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プロフィール

KAZ・FUJITA

Author:KAZ・FUJITA
学習教室を運営して約20年、教育の仕事に関わりすでに約30年。日本の教育は間違っていると感じ正しい教育とは何かを考え続けここまで来ました。私自身の経験から「社会で活躍出来る人間とは何か?賢いとはどう言うことか?世界の教育の今、何を求めているのか?そんな事を考え子供達の指導をしています。私の考えをココに書いておきます。私はウソは大嫌いです、何でも本音で書きますので気分を害される方は読まないで下さい。
尊敬する人物は「坂本龍馬」と「諸葛亮孔明」
座右の銘は「因果応報」
教師とは職業ではなく生き様である、が信条です。

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