教育の根本が違うのです！教えるではなく、一緒に考えるを始めませんか？

私が勉強の最も良い所としてあげるのは「誰もがやれば出来るという事」、最も嫌いなところは「必ず答えがあるところ」です。

人生に勉強が役に立つのか？と子供に聞かれ私は困る事がありません、なぜなら正直に答え勉強が人生にどう役立つか分かっているからです。

しかし、多くの大人は子供の「勉強が人生の何の役に立つのか？」の質問に回答できません。

最悪な解答は「勉強していていないと仕事が出来ない」というウソです、それならば就職に必要なのは「勉強では無く、学歴ですね」と素直に言ってあげてください。

しかし、学歴と勉強は似て非なるものです。

学歴は「お金で買えます」このこともちゃんと認識してください。

勉強は考える事が重要で、決して教え込まれた知識が役に立つ分野ではないのです。

だから答えの無い問題を考える事が最も賢くなる近道だと私は思っています。

しかもその答えが先に分かるような問題は最高です！

私はよく言うのですが「魚釣り」をめちゃめちゃ推奨しています、麻雀も最高です。

何故なら、魚釣りも麻雀もとても運が重要です！

いくら知識を積み重ねても、麻雀で負けるときは負けるのです、魚釣りも同じでいくら知識を駆使しても魚が居なければ釣れないのです。

そこに答えは無い事が素晴らしいのです。

もっとわかりやすく言えば「親が答えを知っていることを前提にお説教じみた指導が出来ないところ」に素晴らしさがあるのです。

今回我々は歴史的に答えの無い問題に直面しています、それは「ウクライナ情勢」です。

ロシアが悪いのか？ウクライナが悪いのか？もしくは、ＥＵ諸国は？アメリカ？日本はどうするべきなのか？

ここに明確な答えを持っている人は居ないはずです、それは我々も同じです。

だから、子供達と今話をするべきなのです。

自分の知っている答えを「教える」のではなく、一緒に考えるのです。

この行為が子供を賢くし、子供の信頼を勝ち得るのです。

反抗期になれば、子供は親に相談しません、なぜなら自分の知っている当たり前の答えを押し付けてくるからです。

しかし、一緒に考える事をしてあげれば、相談はどんどん増えていくはずです。

子供が心を痛めるほどの悩みに対して「そんな事か！」と言わんばかりに正論を突き付けられ、知識の差を見せつけられる経験がどれだけ嫌な経験か想像したことありますか？

一緒に考え、一緒に悩んでくれる大人を子ど達は望んでいます。

今こそ誰も答えの分からないウクライナについて、家族で話してみませんか？

答えを出す必要も、正しい事が何かも、必要ないんです！

大人も分からない事がある、その事実を子供と共有するべきなのです。

勉強の知識だけは親が絶対的優位に立って話をします。

だからダメなんです、自分も一緒に勉強するならいくらでも指導してください・