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日本の教育は時代遅れ、塾は時代遅れのやり方に合わすしか出来ていない

夏期講習を終え、中学生は課題テストのテスト対策。

中学受験組はいよいよ追い込みの時期に入りました。

この追い込みの時期に伸びてくるか?下がっていくか?はここまでの勉強法によります!

ハッキリ言いますが、ここまで先取りで押し込まれた生徒さんはここから成績は伸び悩むのがまだましな方で、成績が急落する子も少なくありません。

それはなぜか?答えはパターンで教え込んでいるからです。

パターンや公式は理解できなくても答えを当てるための「裏技」なのです。

その裏技ばかりを教える学習塾が多いのですが、それは簡単に言うと「インスタント学力」なので長持ちしません。

中学受験で燃え尽きて、その後の進学は驚くほど悲惨な結果になった・・・こういう話をよく聞きますが、パターンと公式で点を取っているとそうなるのです。

せっかく学んだ解法や公式を思い出すだけで応用できない事が一番の理由なのです。

ただ、この公式とパターンで指導するやり方の素晴らしいところもあります、それは「アホな講師でも受験生を指導できる」という事です。

簡単に言うと誰でも指導でき、理解せずとも答えを当てられる「ビジネス的に優れたやり方」なのです。

これは教育ではありません。

お子さんの成長のために教育があるわけであって、点数を取るために教育はあるのはありません。

そして世界の教育は大きく進化していますし、日本の社会も世界の後を確実に追っています。

計算を早くするとか、決まりきった事を大量に暗記するとか、単純作業を早くする、という能力を鍛えていたのは、日本経済が絶好調の時に必要とされた能力なのです。

簡単に言うと「作れば売れる」の黄金時代が日本にはあったのです。

その先にバブル経済があり、その後バブル崩壊があったのです。

その時は上から言われた事を確実に遂行できる能力が求められました。

今はそうでしょうか?絶対に違います。

日本企業は全社苦労し、新しい収入の柱を確立するべく試行錯誤の最中です。

あの世界のTOYOTAですら、車の生産では利益は出ないと言われる時代です・・・

しかし世界はずっと新しいビジネスを模索し続けてきたのです。

だからアマゾンやFace Book、マイクロソフトのような国際企業が誕生するのです。

日本も新しいビジネスモデルを今後どんどん模索する事になります。

その時代の中でまだ、漢字を覚えたり、計算をバカみたいに早くやる技術、教え込まれた事しか出来ないロボットのような人間が必要ですか?

絶対違います、では具体的にどういった能力が求められているか?

今求められているのはCCPCと言われる能力です。

最初のCは「クリティカル・シンキング」反論能力とも言いますが、出された提案や意見に対して「比較」を用いて反論する力です。

二番目のCは「クリエイティブ」これは説明はいらないと思います。

Pは「プレゼンテイション」です、この能力は今後最も必要な能力だと思います。

最後のCは「コミュニケーション」です。

これらの能力をドリルや問題集を教え込んで出来るようになりますか?なるわけないでしょう!

だから当教室では質問は「プレゼンテーション」を必要としています。

聞きたい事は何のか?これを説明できる能力を鍛えます。

生徒さんとのコミュニケーションを大切にし、講師が話すより生徒さんが話す環境を作っています。

自分の答えがなぜダメなのか?これも自分で考えさせます、この能力がのちの「クリティカルシンキング」の元になるのです。

そして「クリエイティブ」は勉強だけしていても身につきません。

だから、勉強を片手間で出来る「要領」を身に付ける事によって、部活や遊び、趣味、友達付き合い、恋愛などで身に付けてもらうのです。

今の進学塾へ通う子供たちが「PCとネットを理解できないおじさん」のようになる事を私は危惧しています。

新しい時代が来ます、新しい教育が必要です。

学校は変わりません!行政が動くのは最後です。

時間がかかるのです・・・だから自己防衛が必要です。

勉強に必要なのは「教える側の能力」ではなく「教わる側の能力」なのです。

その子の能力そのものを向上させる、CCPCを身に付けさせる。

そのために当教室は日々悩んでいます。

古いやり方で、広告費にお金をかけて生徒さんの奪い合いをしている塾とA YUMMY STUDY 伸学土台教室をぜひ一緒にしないでください。

勘違いしないでください、CCPCの能力があれば今の日本の古い勉強は超簡単なのです。

そして受験も超簡単なのです。

古いやり方で受験勉強すると、問題は難易度が増す一方だと勘違いしてしまいます。

教育は人間性であり、能力は学力を凌駕するのです。
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大学受験を見て思う事

高校側の大学受験の話は全く参考にならないと今回改めて思いました。

夏が終わる前に志望校を決めるように言われるのですが、そんな決め方をしていれば受験に失敗するのは当たり前です。

現役生が成績を伸ばしてくるのは、夏以降で夏前の偏差値などなんの参考にもなりません。

私が学習塾を経営するこの地域は「大学受験に弱い」という印象しかなく、理由もなんとなくわかっていました。

最近なんとなくわかっていたものが確信に変わり始めています。

やはり、小学校・中学校の基礎がいかに大切か?ここを分かっていない塾経営者と塾講師が異常に多いと痛感しています。

これは前倒し教育にもつながる話ですが、簡単な問題や項目こそ成り立ちや仕組みをしっかり理解させ、その運用力が需要になってくるのですが公式やパターン、暗記への変換で乗り切っている指導がほとんどです。

恐ろしいのが、学校が公式とパターン、暗記への変換を推奨している事に恐怖すら覚えます。

具体的に算数で言うと、とにかく「比」をちゃんと理解していない生徒さんがほとんどで、応用もできななければ運用する事もできません。

そうなってくると、物理や地理にも影響が出ますし、高校数学の難しい問題は壊滅的に分からなくなります。

しかし、多くの父兄の方々がちゃんと理解させたいと考え塾へ通う選択をするのですが、塾は「中学受験」を進めてくるので、結局パターンと公式、暗記への変換を要求されまさに「本末転倒」な結論が出るのです。

小学校の算数に穴があると、中学数学はぼんやりとした理解になり、高校で文系へ進学する事がほぼ決定的になり勉強イコール暗記の地獄へまっしぐらです。

特に私大はマニアックな問題が多く、基礎の理解と運用力というより「重箱の隅をつつくような問題」が多く、かけた時間と点数がきれいに比例する「暗記地獄」へまっしぐらです。

しかし、この地域の中学生は高校受験ですでに「暗記地獄」へと足を踏み入れていて、勉強=暗記、暗記=忍耐と苦行のイメージを持っていますので、そのまま大学受験へと突入していきます。

そして勉強本来の楽しさや爽快感を味わう事なく、受験勉強を終えそのまま苦行と修行、忍耐と我慢の勉強をそのまま子供に伝えるというバッドサイクルが続いているように思います。

勉強を苦行と修行、忍耐と我慢で考えるので中学受験したほうが良いのかという考えに至るのです。

つまり中学で受験したほうが「楽な道のりなのか?」を考えてしまうのです。

はっきりと言えば、勉強を苦行と修行、忍耐と我慢と考えるなら「絶対中学受験はしておくべきです」、しかも4年生になったくらいから準備を始めるべきです。

しかし、塾費もバカになりませんし私立の中学へ行けば色々とお金もかかります・・・・

そう考えると、公立中学・公立高校・国公立大学と進んでくれた方が、経済的だし、就職の時に企業からの評価も高いと思います。

そのための絶対条件が「パターン・公式・暗記への変換」は禁止だという事です。

プリント学習で有名な学習教室のように「数やらせりゃわかるよ」という発想はもう古いし、通販教材のような「ここがポイント」みたいな教え方をしても応用力も運用力もつきません!

おそらく苦行と修行、忍耐と我慢の世界へまっしぐらだと私は思います。

算数や国語などその基本中の基本が一番大切で、テクニックや公式は後からいくらでも理解できるのです。

勉強を人よりも先んじてやる事で、パターンや公式は早く習得できますが、脳が発達した先の年齢で習得したほうが簡単で無駄がないのです。

しかし、根本の仕組みや成り立ちを考えるのに脳の発達も年齢も関係ありません。

私は多くの塾講師と話をしましたがほとんどの塾講師が問題の根本理解や成り立ちを理解する重要性を訴えています。

しかし、中学受験をするとなるとその根本理解や成り立ちを教えていては「間に合わない」というのが本音なのです。

だからこそ、暗記への変換で得点を重ね「綱渡り」のような合格を目指してしまうのです。

私は中学受験ですら「根本的理解」を生徒さんに求めます。

なぜなら、一番大切であり、一番資金が必要で、一番大変なのは「大学受験」だからです。

大学受験で困る生徒さんを見るのはもうこりごりです、高校受験や中学受験のためだけの勉強はもうやめましょう。

大学受験で困らない勉強法と基礎理解をちゃんとしませんか?

そのための勉強法がここにはあります。

簡単です!

まず出来るまでやる!このことで暗記法や自己管理を学び、計画性と粘り強さが身につきます。

挨拶・礼儀・姿勢!このことでお子さんを助けてくれる大人が急増し、みんなが手助けしてくれます。

文武・両道!このことで知識と経験が一致し、知識は知恵へと変換され土台のしっかりとした人間力と基礎力が身につきます。

この三点だけ出来ていれば、公立中学・公立高校・国公立進学は可能になります。

しかし、多くのご家庭が高い塾費を長年払い続けてとどめに「私大の莫大な学費」を払う事になっているのです。

それは簡単に手に入る「公式・パターン・暗記への変換」に高い塾費を払っているからです。

前にも書きましたが、公式・パターン・暗記への変換を学びたいなら「スタディーサプリ」がお勧めです。

980円で5教科教えてくれますし、基礎レベルから発展問題まで解説してくれます。

しかし、映像配信や動画での勉強は「基礎の理解と自己管理能力、国語力」が絶対必要です。

それを学べtるのは「小学生」の時しかないのです!

その大切な時間を公式の暗記やパターン学習、アホみたいな計算問題に費やしてしまうから、大学受験が上手くいかないのです!

小学校の時にしか学べない事があります、それは根本理解に時間をかけるという事です。

そしてしっかり遊び、友達関係から心理を学ぶ事で国語の読解、特に物語で困る事は無いでしょう。

お子さんのトラブルに親御さんが援護射撃で出ていくから「自分の言葉」が育たないのです。

つらい事、嫌な事を経験する事で「自分の言葉」が育つのです。

自分の言葉を育てていない子はいつまでも学びが「受け身」であり、飛躍的に成長する事は難しいと言わざるを得ません。

小学校の時無駄な経験などないのです!

唯一無駄な事があるとするなら、中学受験をしないのにパターンと公式、暗記への変換の勉強に時間をかける事です。

よく聞きます、「今〇文で中学生の問題やってるねん」と小学生が言ってるのを・・・・その後を私は追跡しています。

私の知っている限り、国公立へ進学した子はいませんし進学しそうな子はいません、しかも大半が大学受験は失敗と呼んでいい結果になっています。

分かりやすく言えば、そこの大学行くなら塾は高校でも必要なかったんじゃない?という結果に終わっています。

一人だけ○文から医学部へ進学した子を知っていますが、親が医者なので・・・

その年齢でしか出来ない事をちゃんとやる事で、大学受験でも社会に出てからも使える「学習能力」が手に入ります。

勉強も仕事も何もかも「王道」で行きませんか?

兵庫・大阪は中学受験率が異常です。

多くの東大生や京大生は公立・公立国公立なのです。

そして、公立公立国公立の生徒さんの多くが「幼少期からガリガリ勉強はしていない」という事実に目を向けてください。

私は中学受験も高校受験も大学受験も「本来の形」に戻したいだけなのです。

高額な塾費を何年も積み上げなければ有名国公立へは進学できないと言われている現代は「異常」だと気付いてください。

まず、人間性を良くし、頭を良くし、能力を向上させ、その力をもって勉強に取り組む。

それが正しい教育で間違いありません!


出来るまでやる、勉強はそれ以外方法論はありません

今年はコロナの影響で、両親のいる長野県へ帰省する事もなく、家族でお出かけする事も無く、ただひたすら残務処理に追われるお盆休みでした。

その中で色々と生徒さんの教材や資料を整理していると、改めて実感した事があります。

それは使い古された言葉ですが「考え方が変われば、全てが変わる」と言う事です。

私も家庭環境などから「世間や環境の変化」を学生時代強く望んでいました。

しかし、世間も環境も絶対に思うように変化はしませんでした、当たり前の話ですが・・・

そして、社会にでて「自分が変われば環境も世間も変わって見える」と知り、考え方を変える機会を得ました。

その後色んな事が上手く回り始めたと思います。

勉強の世界もまさに同じで「考え方」が全てを変えてくれるのです。

私がよく言う事ですが、勉強は何の才能も要らない事が一番素晴らしい所だと思いますし、出来ない子はやっていない。

この結論から逃げてはいけないのです。

もちろん、先天的に出来ない事を抱える子供達が一定数居る事は私は知っていますし、数年前まで真剣に勉強もしました。

その結果導き出した答えは「やっていない子がほとんどで、先天的に出来ない子ほど必死に努力している」と言う事です。

必死にやっている子は見ればすぐに分ります、先天的に出来ない子とを抱えて苦しんでいる子も大体特徴的で分りやすいと思います。

そして先天的に問題を抱えている子は「専門家」の指導が必要で、我々以外に受け入れて下さる場所は今、十分にあると思います。

私が一番気にしているのは「出来るのにやらない子」なのです。

弱者を気遣う風潮が今ありますが、私は真の弱者を守るためには「弱者で無い人が社会で活躍し、多く税金を納める事」が必要だと思います。

働きたくても働く事が出来ない人達がいることも私は知っていますが、本当は出来るのに出来ないフリをしている人がもったい無いと思うのです。

だから、簡単な結論なのです、先天的に出来る・出来ないを議論したり、心配したりする前に「考え方」を変えるべきなのです。

その考え方とは「出来るまでやる」これしか無いと私は思います。

出来るまでやると決意した人が出来ない・・・これは先天的に問題を抱えている事は間違いありません。

しかし、私が見てきた多くの子供達は「努力しているのに出来ない」と言います。

努力?これが一番の問題です。

保護者の方から「この子もやっているんですけど・・・」と意見をお伺いしますが、やってない子がほとんどですぐに出来る様になります。

ここで問題になるのは「考え方」なのです、努力している・頑張っているの裏付けが問題なのです。

人は比較の理論しか持っていません。

この世の中に私一人しか男性が居ない場合、私を男前か不細工か判断出来ますか?と言う事なのです。

美人だとか、そうで無いとか、賢いとか賢く無いとか、お金待ちとかそうで無いとか、全て何かと比べて評価しているのは間違いないのです。

そして、出来ないのに努力している・頑張っていると言う人は「過去の自分と比較している事」に気付かないのです。

とっても多いパターンが「今までは何もして無かったけど、最近は少しだけどやっている」これを努力や頑張りと考えている子も少なくありません。

だから出来ない事が嫌だし、苦痛と感じ「不平・不満」が内から出てくるのです。

努力は出来るまでやる、頑張っているかどうかは【目標に届くか?】で判断するのです。

スポーツの世界でも「負け続けている子」や塾に行っても「成績が下がる一方の子」、特徴はやっていない!

これに尽きます!

ただし、いくら努力してももう間に合わないタイミングもあります。

いくら何でも試験全日に日本で一番努力しても、成績はそんなに変わりません、それが中学・高校と先へ行けば行くほど変わらなくなります。

子供が頑張る姿を見ると「結果につながって欲しい」と誰もが願います。

しかし「自分なりの努力」をいくらしてもダメだと早く教えてあげて欲しいのです。

私の大好きな言葉で世界のホームラン王、王貞治さんの言葉があります。

努力は必ず報われる。
もし報われない努力があるとするなら、
それを努力とは呼ばない。

素晴らしい言葉であり、これが真実だと思います。

残念ながら、才能は人によって違います。

一回で習得出来る人、三回はやらないと習得出来ない子、十回しないと習得出来ない子・・・居ますよ、人によって違います。

自分が出来るまでやる事でその能力もまた大きく変化してくるのです。

自分がどんくさくても、バカでも良いんです勉強には必ず出来る方法がありますし、我々はそれを知っています。

しかし、ビジネスの世界や恋愛、嫁姑問題、上司との関係・・・どうやっても上手く行かない事がありますし、答えを誰も知らない事がほとんどです。

東進の林先生も言っています、恋愛において大事なことは自分を好きになってくれる子を探すこと、そして恋愛の気持ちの変化は男と女で全く違う事、そして「生理的に受け付けない」という地獄のゾーンがある事を知っておくことだと。

生理的に受け付けない子に好きなってもらう方法は恐らく無いと思います。

だから絶対に答えのある勉強で、しかも多くの人が解き方も答えも知っている分野で出来ないなんて事は絶対に無いのです。

お子さんがどれくらい努力しているか?どれくらい苦しんでいるか?どれくらい苦手にしているか?お子さんの現状と感情に寄り添うのはもう辞めましょう。

出来たかどうか?その一点で評価をすれば、大半の子はもの凄く出来る様になります、それはもうびっくりするくらい!
プロフィール

KAZ・FUJITA

Author:KAZ・FUJITA
学習教室を運営して約20年、教育の仕事に関わりすでに約30年。日本の教育は間違っていると感じ正しい教育とは何かを考え続けここまで来ました。私自身の経験から「社会で活躍出来る人間とは何か?賢いとはどう言うことか?世界の教育の今、何を求めているのか?そんな事を考え子供達の指導をしています。私の考えをココに書いておきます。私はウソは大嫌いです、何でも本音で書きますので気分を害される方は読まないで下さい。
尊敬する人物は「坂本龍馬」と「諸葛亮孔明」
座右の銘は「因果応報」
教師とは職業ではなく生き様である、が信条です。

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