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子供を賢くしたいとは思ってないのかな?

今年の夏期講習の一週目が終り、色々と思うことがあります。

まず学校側から宿題として渡されているテキストですが、答えをもらっていない学校がある事に本当に驚きました。

自分の出した解答が合っているのか間違っているのか分らないまま、一冊の問題集を終え、一夏を超える・・・その勉強法は合っていますか?

また、学校側の手作りの問題集の答えが間違っていることもありました、それも結構な頻度で間違っていました。

私は小学生を指導する上で、ミスを少なくすることを重視して指導しております。

この観点から言いますと、答えが間違っているとか答えを渡さないとかはあり得ない事だと考えています。

我々は夏期講習として子供達の答え合わせをしておりますし、そもそも職業として勉強指導しておりますので答えが間違っているとか答えが無くても正解か間違いかを指導出来ます。

しかし、お仕事をしながら忙しい中子供にちゃんと勉強させたいと思っている保護者の方が答えの無い宿題を子供がちゃんとやっているかをどのようにチェックするのでしょうか?

答えが間違っている場合、一々計算したり調べたりしないといけないのでしょうか?

私は今の小学校の指導が子供達を本当に賢くしたいとか、学力を付けてあげたいとか思っていないとしか思えないのです。

そもそも、答えがあろうが無かろうがやる子はやりますし、やらない子はやらないのです。

そして、やらない子に対して「パワハラ」や「体罰」、「暴言」の問題がある以上、先生は厳しく追及し指導する事も出来ません。

こんな状況下で先生に子供をお任せしても私はダメだと思います。

勘違いしないでいただきたいのは、今の状況下で先生に任せない方が良いと言っているのであって「先生」がダメだとは行っていません。

おそらく、よほど人間力が高く、知恵も知識も豊富で、根回しの上手い政治力のある人間で無ければ今の学校の体制の中でまともな教育は出来ないと思います。

今の学校教育で本当に良い人間になると皆さんは思いますか?

私は思いません!

今は各ご家庭で「躾」の部分や「自己防衛」を身に付け、モラルや道徳という「感覚」を教えていかないと子供はまともな大人になりにくいと思います。

私はあえて危険な発言をしますが、今の学校や教育の体制を作ったのは「世論」であり、世論とは我々の多数派の意見なのです。

しかし多くの父兄が今の教育はおかしいとか、今の日本は間違っていると感じて居るのに「世論」に対して「沈黙」を守っているのです。

子供は日本の未来そのものであり、教育は日本の未来を作る一番大切な要素なのです。

教育を変えたいと思いますが、皆さんに声を上げてもらわないともうどうにもならない状況になりつつあるのです。

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トライ・・・怖い・・・

今、盛んにTVCMしている「トライさん」、怖いと思います。

まず、あれだけTVCMを打てるのは規模が大きいからと言う理由も分ります。

それにしてもCM料って莫大にかかるのは皆さんもご存じだと思います。

そのCM料ってどっから出てきているのか、ご存じですか?

トライに通っている生徒さんの授業料からまかなわれていることを絶対に忘れないで下さい。

夏期講習も120分×4回無料で行うというCMを今初めて見ましたが、恐ろしいくらいの経費がかかると思います。

それをやってもやっているだけの授業料をいただいているのですね・・・恐ろしい。

よくある無料の模試も、無料だからと言って気軽に受けて、思わぬ悪い点数を見せられ脅され入会・・・そのまま通い続けることで今度は無料の模試代を負担する側に回る。

よく出来た仕組みです。

無料のサービスを行っている事業所は、お客さんからその費用をいただいているので無料サービスが出来るのです。

つまり、無料の講習・無料の模試・無料の授業!全部「うちは入会したら授業料めっちゃ高いで!」と宣言している様なものです。

その事にまず気付いて下さい。

私の知る有名塾、浜学園・希学園・日能研等などTVCMしないでしょ?

それだけ無駄な月謝を取っていないとも言えます。

TVCMを打てる余力のある塾は色々と高い!これは間違いありません。

昔の人はよく言いました、無料ほど怖いものはない。

その通りです。

消費者の我々がもう少し賢くならないと、悪徳業者は無くなりませんね。

TVCMしている学習教室や塾は悪徳業者なのか!と言う人がいると思いますので先に答えておきますね。

はい!その通りです。

良ければ会社の数字ちゃんと見ていただければ判ります。

教育はビジネスには成れないのです。

その事をまず理解すべきですね。

教育は職業では無く「生き様」です。

今年も夏期講習やります!小学生は宿題・中学生は弱点補強、中3は受験準備です!

私が学習教室を運営していて一番困る事は「良い教材」を皆さん知らなさすぎると言う事です。

何より、悪い教材に手を出す保護者の方が多すぎると言う悩みもあります。

お子さんに勉強が出来るようになって欲しいという願いは誰もが持っていると思いますが、だからといって訳の分らん教材を買う人がとても多くてびっくりします。

そしてどんな教材にも「正しい使い方」があり、使い方を間違えると最悪の教材になります。

その代表例が「チャレンジ」です。

この教材の恐ろしい所は「賢い子をバカにする」機能が満載だと言う事です。

チャレンジには色んなヒントが載っていて、そのヒントをしっかりと隅々まで読めば理解も深まり良い教材と言えます。

しかし、大概の賢い子は何処に答えにつながるヒントが書いているかを見抜き思考力を全く使う事無く答えを当てていくのです・・・その結果、5年生の途中まではよく出来たのに・・・なんてことになります。

何よりチャレンジは伊丹・尼崎・川西の生徒さんには向いていません!

授業よりもかなり早く項目が進んでいくからです。

結果的にヒントを読む事になるのですが、習っていないことをやるのが極点に苦手な子が多いので答えを当てる作業になっていきます。

さらに私が最悪の教材と呼んでいるのが「Z会」の教材です。

この教材をやっていた子で進学塾に通っている子以外で落ちこぼれ以外見たことがありません!

Z会の教材はハッキリ言って難しすぎるのです!

だから、論理的に考える事を諦めてしまう子が多く、私が見た多くの生徒さんは判ったふりをする最悪の状態の子がほとんどです。

そしてその後Z会を辞めて、勉強が出来るようになった子もたくさんいますが、Z会は役に立っていない事は明白です。

要するに、レベルに合った教材が最適なのです!

レベルに合ったもの、ちょっと考えないと判らないがちゃんと考えれば分るものが最高の教材なのです。

まさにそれが夏休みの宿題なのです。

しかし、この宿題を「早く終わらせなさい!」と訳も分らず、早く終わらせることが最高の方法だと勘違いしている保護者の方がほとんどです。

丸付けをして、間違えた所の答えを赤で写して、判った気になっていますが何も学んでいません。

間違えた所はちゃんと正しい答えと解き方を教えてもらい、後日やり直すというのが正しい宿題のやり方なのです。

そして計画的に進めて行く事が大切で、夏休みが始まって3~4日で「宿題終わった!」と自慢げに話し、レベルに合っていないドリルやテキスト、ひどい場合漢字の書き取りを勉強と称してやっている子もいます。

こんな勉強をしていて「勉強が好き」とか「得意だ!」という子が出来るはずがありません。

夏休みの宿題は小学生にとって最高の教材です!

この教材を適当に早く終わらせているから、後に学力が問題になるのです。

夏休みの宿題をちゃんと考えてやるだけで、復習は100点満点です!

特に5~6年生はしっかりとやるべきだと思います。

中学生に関しても、夏休みは遊びたくなりますが遅れを取り戻す最後のチャンスと言って良いと思います。

1・2年生に関しては、一学期に遅れが出ている場合、夏休みで挽回してないと二学期以降さらにしんどくなることは間違いありません。

遅れはドンドン酷くなり、追いつくことが不可能になりかねません。

3年生はこの夏休みに勉強をしっかり時間を決めてやる事が一番大切です。

部活が終り、遊ぼうと思えば相手も場所も体力も十分にあるので、一気に遅れを取ることになります。

この夏休みに一気に勉強モードに入らないと「手遅れになること間違い無し」です。

何故なら、夏休み明けに、課題テスト・中間テスト・実力テスト・期末テスト・市内統一の実力テスト、テストラッシュになり、まともな勉強は出来ません。

テスト対策でアップアップになり、バタバタしている間に年末から受験になり「もう何をどうして良いか判らない」という状態になります。

つまりどの生徒さんにとっても「夏休み」はどう過ごすかがとても大切なのです。

もちろん、しっかり思い出作りに遊ぶこともとても大切です!

だからA YUMMY STUDY 伸学土台教室の夏期講習はアホみたいに朝から晩まで弁当持ちで勉強漬けみたいな事はしません。

今しておくべき最低限の事だけをしっかりやっておくのです。

A YUMMY STUDY 伸学土台教室の名物夏期講習、皆さんもご参加下さい!

今年もみんなのサマーセミナーで講義を一つ担当させていただきます!

8月4日の日曜日、琴ノ浦高校2F、3-1教室で「親子で教える算数のコツ」という題名で講義をさせていただきます。

表の題名は「親子で教える算数のコツ」ですが、実際の中身は「地獄の親子指導」という題名です。

親子で勉強を指導する事がいかに労力の無駄で、非効率的なやり方で子供が成長する可能性を潰しているか?を論理的に説明させていただきます。

子供に対して一体どのような声かけや指導が正しいのか?

その場面や局面だけを見ていると答えや考え方はたくさんあるように思うのですが、実は長い目で判断すると答えは一つしかないのです。

特に我々の時代と違い、受験戦争等という言葉を聞かなくなった今「人より先んじて勉強する意味」は薄れてきています。

もっと正しい言い方をするなら、中途半端な先取りが一番最悪な結果を生むという話です。

お時間がある方は是非起こし下さい。

私は本当の話しかしません。

子供の話を真に受ける・・・

その昔、塾生の保護者の方から息子とのもめ事について指摘をされた事がありました。

当時、当教室には息子の同級生も多く通ってくれていたので、事実関係はすぐに判りました。

簡単に言うと、子供同士のじゃれ合いレベルの事だったのですが、担任の先生が間に入り事が大きくなってしまいました。

その後、担任の先生は報告のため両方の家に連絡をしました。

その結果、相手の子は母親に事情を聞かれ単純に自分に都合の悪い事は言わずに報告しました。

相手の子の母親は激怒し、内の教室に通ってくれていたのですぐに事情を説明して欲しいと言われました。

その結果、うちの子以外から聞いた話をまとめて伝えると「うちの子がウソをついていると言う事ですか!」とさらに激怒していましたが、結局相手の子と仲の良い子が事情を直接説明してくれたらしく、後日お詫びの連絡をいただきました。

私はその子が悪いとは思いませんし、子供が自分の都合の悪いことを隠して話すのは当然だと思います。

そしてそれは「ウソ」とは別のものだと私は思っています。

一番の問題は「子供の言う事を真に受けない事」だと私は思っています。

こんな例が毎年山のようにあり、そのたびに七転八倒している親御さんを見ていると、悲しい気持ちになります。

子供はウソをつく生き物だし、まして事実として都合の悪いことを言わないのは当たり前なのです。

私は子供の言う事を真に受けたりはしません!

何故なら自分も多くのウソをついてきましたし、自分に都合の悪いことを言うはずもありません!

それが至って普通の考えだと思いますし、子供に「何故ウソをつくのか?」と聞いた事もありません!

理由は怒られたくないからに決まっているからです。

私も子供の頃、何故大人はわかりきっている質問をしてくるのか?全く理解出来ませんでした。

私は塾生にも、子供にもウソをついた子には必ず言います「何故?バレるウソをつくのか?そもそも、俺に通用するレベルのウソだと思っているのか?」そして必ず言うことは「ウソでごまかしたいなら、俺よりも賢くなりなさい!」です。

しかしこれが出来るのは小学校4年生くらいまでです。

5年生以降は変な知恵がついてくるので、見抜くことは出来ても立証出来なかったりします。

だから、大人は子供の稚拙なウソを絶対に見抜かなければならないのです!

そうする事で子供はウソがいかに難しいかを学ぶのです。

そうする事でごまかさずまっすぐ努力する子がで出来るのです。

子供を信じたい気持ちは分りますが、真に受けるのは教育上良くないことだと認識して下さい。

私の口癖は「検証するで!」です、何故なら子供どころか大人もウソを平気でつくからです。

私は誰の話も真に受けません!何故なら人間の行動を日々分析しデーター化しているからです。

私が子供に怖いと言われる一番の理由は、稚拙なウソを見抜ききちんと立証し本人にウソだと自白させる方法論をたくさん持っているからです。

同じ事を学校は出来ません!これだけ色々と制限を受けている中で、私と同じ事をすれば問題になることは間違いありません。

だからこそ、私の主催する算数教室の子は「覚悟を決める」それだけで劇的に変化し、大きく伸びていくのです。

実は当教室の教育の中身など簡単な事です!

昔学校で行われていた事を、学校が出来ないから代わりに学習教室としてやっているだけなのです。

昔は恨みに思いましたが、私の数々のウソを見抜いてくれた母と指導者に今は感謝しています。

良い人間になれたかどうか判りませんが、社会を生き抜く力は付けることが出来ました。
プロフィール

KAZ・FUJITA

Author:KAZ・FUJITA
学習教室を運営して約20年、教育の仕事に関わりすでに約30年。日本の教育は間違っていると感じ正しい教育とは何かを考え続けここまで来ました。私自身の経験から「社会で活躍出来る人間とは何か?賢いとはどう言うことか?世界の教育の今、何を求めているのか?そんな事を考え子供達の指導をしています。私の考えをココに書いておきます。私はウソは大嫌いです、何でも本音で書きますので気分を害される方は読まないで下さい。
尊敬する人物は「坂本龍馬」と「諸葛亮孔明」
座右の銘は「因果応報」
教師とは職業ではなく生き様である、が信条です。

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