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問題は頭の良さや学力では無く、人間性です!

今年も後一日で終りとなりましたが、振り返れば今年は激動の一年でした。

堀池教室を縁あって買い取らせていただく事もありましたし、先生の出入りも正直激しい一年でした。

この一年で辞めた先生の数も辞めた先生の数もたくさんでした。

私はこの塾のポリシーとして、この人に自分の子を預けたいか?を基準に先生を選んできました。

だからこそ、厳しい要求もすれば考えの合わない先生には辞めていただく事もありました。

私は前から提言しているように教育という仕事は職業では無く生き様だと思っています。

もちろん、我々も報酬無くしては仕事は出来ません。

しかし、まずは生徒さんを良くしてあげたいと考える気持ちが一番だと思います。

そして生徒さんもまた同じだと考えています。

私は生徒さんをお客さんとは考えていませんし、塾もサービス業だとは考えていません。

私はお月謝をいただく立場でありながら生徒さんには「学ぶ者としての姿勢」を求めます。

それは生徒さんのためであり、我々はだからこそ結果を出さなければならないと考えています。

しかし、生徒さんの中には判ろうとはせず「判らせてほしい」と考える生徒さんもいますし、「学ぶ者としての姿勢」を間違えている生徒さんもたくさんいました。

以前、小学校の先生がこの子はどうしようも無いと言い放った生徒さんが私の教室を訪れ、お母さんはなんとかしてほしいと訴えておられたので一度指導させてもらいました。

主な悩みは学校の先生の言うことを聞かない、親の言うことも全く聞かないという事でした。

私が指導させていただいてすぐにその子は素直に勉強するようになりました。

お母さんは何故?と疑問に感じておられたようですが、答えはとてもシンプルで私だけが唯一お母さんの要望に応えなかったからです。

簡単に言えば、子供の言いなりになって学校にクレームや文句を頻繁に言い子供の前で先生に上から物を言っていたようで子供にとって先生の言うことを聞かなくても言いと素直に判断していただけなのです。

私はお母さんにも授業中は邪魔だから出て行くように伝えましたし、その子が出した要求も無視して私のルールに従わせました。

その結果、学校でも態度は急変し普通に授業を受ける生徒さんに短期間で変化しました。

私がその生徒さんに教えた事は「勉強ではなく、学ぶ者としての姿勢」だったのです。

そして親御さんにも二度と先生に子供の前で言い返さないようにお願いしました。

皆さんにもこのことから考えていただきたいのです、その子が何も変わらないまま指導者が変われば本当に結果が変わるのですか?

先生に教えてもらって簡単に身に付く公式や暗記法で本当に力が付きますか?

私は何処に行っても伸びる子を量産する事が本当の教育だと考えていますし、学ぶ者としての姿勢から指導する信念は変わりません。

今年を振り返り、先生の人間性と生徒さんの学ぶ姿勢があればどんな結果でも出せると確信しています。

来年からはいよいよ、作文指導は中学生も行いますし、大学受験指導も開始します。

しかし根本は先生の人間性と生徒さんの姿勢この二つが受験を突破するカギなのです。

人間性の伴わない学力を望んでいる人はいないでしょう。

しかし、ついつい人間性に目を向けるのをわすれてはいないでしょうか?

当教室は2019年も「教育は自立のためにある」を信念に「挨拶・礼儀・姿勢」の指導をしっかり行っていきたいと思います。

今年一年ありがとうございました。
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賢い子がたくさんいる所、そことのご縁

今年も残りわずか、今年は新しく「宮ノ前ほたる保育園」で能力開発のレッスンを担当させていただく事になり、私自身は初めて本格的に未就園児さんのレッスンに関わることになりました。

前々から奥さんは英語のレッスンでお世話になっており「ここの保育園の子は賢い」と聞いていたのですが、自分がレッスンに関わらせていただき子供達の賢さに気付き驚きでした。

私は前々から「学校の言う賢い子」や「塾が褒めている賢い子」に何の魅力も感じないのです。

私とは「賢い」の基準が違っているからです。

だから、「宮ノ前ほたる保育園」の園児達が賢いと言われても、素直に受け取れなかったのですが、本当にココの園児さんは賢いのです!

そして、集中力もあり想像力も高く、驚かされる事ばかりでした。

私が想定している年齢相当のレッスンでは退屈してしまう位で、その教育の秘密に興味津々でした。

保育園の先生の声かけ、園児への関わり方、先生のチームワーク全て感心する事ばかりで奥さんが言う「賢さ」が理解出来ました。

その保育園で「能力開発」をさせていただいている事への責任の重さと「賢い子」を指導出来るというのは素晴らしいチャンスでもあるのでその喜びと格闘してきた年末でした。

賢さを安易な前倒し教育や、勘違いした個性教育でも無く、子供らしくでも小学校でも困らない様な協調性と強さを持っている園児ばかりでした。

そして何より「反応が良い子が多い」というのも驚きでした!

子供らしい「興味」を失う事無く、新しいことにも積極的に楽しもうとしてくれる素晴らしい園児達とのレッスンは私が学ぶ事ばかりでした。

もしうちの子がまだ、保育園や幼稚園に行かなければならないのなら間違い無く「宮ノ前ほたる保育園」にします。

あの保育園で育った子は小学校で急成長する事は間違い無いと思います。

そのお手伝いを私どもの教室が何処まで出来るのか?

来年からはもっともっと子供達の興味をそそる楽しいレッスンをしたいと思っております。

この地域にも多くの保育園や幼稚園がありますが、残念ながら聞いている話と実情が余りに違う・・・と思う所もあります。

賢いとは何なのか?この定義が難しいので「正解」、「不正解」は人によって違うと思います。

私の判断基準をハッキリさせておきます!

知っている知識や言葉に想像力を伴って自分の興味の世界を広げていける子。

そして最低限の協調性を持ち、自分の意思も強く持った失敗を恐れぬ子が私の思う賢い子です。

私の言う「賢い子」は稀少人種だと思っていましたが、その保育園にはわんさかいる事に驚きました。

願わくば、その子達が大切な個性と自分の意思を持ったまま大人になってほしい。

そのために私が今できることをそこで精一杯したいと思います。

私はこの保育園とご縁をいただいた事を感謝し、自分が思う賢い子達を存分に導いていきたいと思います。

来年はA YUMMY STUDY 伸学土台教室は新しいステージへと突入して行きます。

この保育園との出会いも、来年からの新しい展開も全ては我々が未熟で知識経験も無いときに支えて下さった皆様のおかげです。

我々は教育という形でしか恩返しが出来ません。

一人でも多く未来の日本を背負って立つ社会人を作りたいと思います。

今年も残りわずか、冬期講習頑張ります!

いつも支えて下さっている皆様本当にありがとうございます。

そして、素晴らしい教育を体現してくださっている「宮ノ前保育園」の先生方にもありがとうございます。

来年はもっともっと皆様の期待にお応えできるよう粉骨砕身頑張ります!

逃げるという選択

昔読んだ本で「行く道引いたら、後は転がるように落ちるだけ」と言う言葉を読みました。

当時からこの言葉には言葉に出来ない魅力を感じましたが、子供達を指導する今一層魅力的な言葉に思えてきました。

当教室では、ちゃんと塾に来て、宿題をしてくれば必ず成績が上がるといつも言っています。

しかし、宿題をしていない事から塾に行きたくないと言いだしそのまま逃げの選択で辞めていく生徒さんがたくさんいます。

頻繁に塾を休み、その挙げ句辞めていく・・・昔、辞めていく生徒さんの保護者の方に「この子はここで逃げたら終りですよ。後は転がるように落ちていくだけですよ。」と忠告した。

しかし「私はこの子を信じています!!」と言って塾を辞めていきました。

成績もそんなに悪くなかったのですが、その子は今高校にも行かず、ふらふらと自転車で近所をふらついている姿を見ます。

私は高校へ行かなかった事は良いと思っています。

しかし、その子を見ていて何かを頑張っているように思えない事が悲しいのです。

高校へなんか行かなくても、社会では立派に生きて行けます!まさに学歴なんか無くても力強く生きて行けます。

しかし、勉強をしないとか、高校へ行かないと言う選択が逃げの選択だった場合、私は絶対に許しません!

本当に行きたくないなら、合格した上で行かなければ良い。

本当にやりたいことがあるなら、高校受験をして合格して進学しない道を選べば良い。

中退はいつでも出来るのだから。

スポーツも同じで、今は野球やサッカーを頑張りたいからと言う理由で塾を去って行った生徒さんも少なくありません。

その後、サッカー界や野球界で活躍している子もまた一人もいません。

その選択も間違い無く逃げの選択であり、勉強する時間も作れないくらい練習することもまた意味が無いからです。

小中学生の内にそこまで長い練習をする事が百害あって一利ありません。

しかし冷静な判断をせず、目先の判断で決めてしまうと逃げの選択を受け入れてしまうのです。

私の息子は野球をずっとしていますが、平日練習と塾が重なった場合必ず塾や習い事を優先してきました。

その結果、レギュラーから外されるくらいの実力ならその先の世界で通用しないことは明白なのだから。

小学校の時だけ活躍させる事が目的なら、目一杯やることもあり得ますがそれこそ勉強しておかなければ先はありません。

前にも書きましたが、化ける子は弱点と向き合い克服出来る子なので、その子が勉強から逃げ出すことは絶対にありません。

塾や宿題くらいが嫌で逃げ出す子がスポーツの世界で化ける事は無いのです。

つまり逃げの選択は絶対無い!

このことを頭に入れてお子さんを導いてあげてください。
プロフィール

KAZ・FUJITA

Author:KAZ・FUJITA
学習教室を運営して約20年、教育の仕事に関わりすでに約30年。日本の教育は間違っていると感じ正しい教育とは何かを考え続けここまで来ました。私自身の経験から「社会で活躍出来る人間とは何か?賢いとはどう言うことか?世界の教育の今、何を求めているのか?そんな事を考え子供達の指導をしています。私の考えをココに書いておきます。私はウソは大嫌いです、何でも本音で書きますので気分を害される方は読まないで下さい。
尊敬する人物は「坂本龍馬」と「諸葛亮孔明」
座右の銘は「因果応報」
教師とは職業ではなく生き様である、が信条です。

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