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目的は成長であり、結果は二の次です

今、教育業界を見ていると学力だけに特化した指導が横行しているように思います。

教育は元来「良い人間になるため」に行われていたはずで「学力」は二の次だったはずなのです。

いつから教育の一番の目的が「受験突破」になってしまったのか?

私は本末転倒だと思います。

人よりも先んじて何かをしておくことは時に有効ですが、目的をちゃんと持っているか?がとても大切だと思います。

どうしても医者になりたい、もしくはしたい。

家業の弁護士事務所を世襲したい、させたい。

そういうはっきりとした目的がある場合は先んじて勉強をさせておくことはとても有効です。

なぜなら、その先の道が用意されているからです。

しかし、そうではない場合は先んじて勉強させていてもその後社会で競争に巻き込まれ、戦い抜かなければ生きていけないのです。

私がこの話をする大前提は「今後の日本はかなり厳しい未来が待っている」このことが大是堰堤にあります。

東芝が倒産し、シャープが中国系企業に買収される現代と、我々が社会人になった時代を一緒にしてはいけません。7

私が社会人になったときはメリルリンチと野村証券が総資産額世界一を争い、為替相場で日々一位が入れ替わっている時代でした。

その頃は大手企業に就職すれば人生安泰!まだリストラという言葉も聞きなれない時代でした。

しかし、今の学生が社会に出て同じように過ごせるか?と聞かれれば、答えは「NO」です。

絶対もっと厳しい現実がまっているはずです。

なのに、人よりも有利な状態で勝負することばかりに気を取ら「本人の能力」を置き去りにしていると思います。

教育は人間性を鍛え、精神を強くし、忍耐を覚え、自己管理ができるようになります。

冷たい言い方をすれば、管理されて合格した受験に意味があるのか?という話になります。

先生がつきっきりで問題の解説をし、宿題の管理をしてもらい、自分のペースでしか学べず、すぐに気分と好き嫌いを持ち込んでくる子に明るい未来が待っているのでしょうか?

勉強は確かに大切です!

しかしそれだけではダメだと誰もが知っています。

しかし、人間性を鍛えることと受験に合格することが別物であると決めつけていることが問題だと私は思います。

私は常に訴えています。

「誰もが伸びる塾などどこにもない!どこで学んでも伸びる子がいるだけ」

どこで学んでも伸びる子をどうして作ろうとしないのですか?

なぜ?自分のお子さんをもっと信じてあげないのですか?

教育の目的は自立である!

そのための成長が元来の目的でなければいけない。

これ以上「勉強しかできないかわいそうな若者」を増やさないでほしい。

今の歪んだ教育の一番の被害者は「勉強しかできないかわいそうな若者」であるjことに早く気付いてあげてください。

そして何より、その被害者に自分のお子さんを加えないようにもっと真剣に考えてください。

教育に楽な道も正解もありません。

あるのは苦悩と苦労、そして感動と達成感だけです。

そこから逃げて教育はできません。
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テキスト使い方で大きく変わります。そのことを知って下さい。

問題集はいろいろと販売されていますが、どのテキストもレベルにあっていれば良いものばかりです。

問題は指導の仕方なのです。

私がよく例えに出すのは「チャレンジ」です。

あの通信教材はやり方によってはものすごく効果の高いものですが、大きな問題を二つ抱えています。

一つは伊丹・尼崎エリアと問題集の進行の度合いが違う事です。

決められた提出期限までに提出しようと思えば、学校では習っていない項目をやらざるを得ず保護者が説明し指導することになります。

対策としては、提出期限を無視して学校で習ってから復習として使うことがお勧めです。

もう一つの問題は「どのレベルの生徒にも解けるように作られている事」です。

簡単に言うと、問題をよく読まなくても答えを当てることが出来る作りになっているということです。

勉強を苦手としている子でも解けるようにいろんなところに必要のないヒントが書かれているので、問題をよく読まない癖がついてしまうことが問題です。

対策としては、問題以外の所に重要な事が書かれているのでその部分をちゃんと読んで理解したか?確認しながら進めていくと良いと思います。

私から見れば、有名な大手学習教室も問題はいいものを使っています。

実際、うちの教室でも市販の物を使っていたりもします。

しかし、その学習教室の指導法によって大きく結果が分かれることも事実で「●●病」と呼ばれる症状を抱える生徒さんが多くいることも事実です。

問題を読まない、想像ができない、間違いを見つけられない、丁寧に解けない、諦めが早い・・・これらはすべて「●●病」と呼ばれ、大手学習教室出身の生徒さんにとても多くみられる症状です。

●●病に関しても、問題が悪いわけではなく指導が問題なのです。

レベルにあったものを、的確に指導する。

このことで生徒さんの実力はめきめき伸びていきます。

生徒さんに最適な問題集をご存じですか?

それが夏休みの宿題です!

その問題も学校で指導済みで、復習し基礎学力を固めるには最適な教材です。

しかし、その夏休みの宿題を「こなす」「終わらせる」ことを目的として、雑に解いて適当に丸つけをしてしまっていませんか?

私が見たひどいケースは、基礎学力に大きな弱点を抱えているにも関わらず、夏休みの宿題はさっさと済まして市販のテキストを解いている生徒さんです。

市販の問題集が悪いとは言いませんが、5年生が5年生用の問題集をガンガン進めるとすぐに習ってない項目が出てきます。

5年生が4年生の問題を解いても、簡単すぎるか?忘れてしまっているか?

今、一番復習すべき項目を集約したのが「夏休みの宿題」なのです。

それを「こなす」「すませる」「終わらせる」を目的にして雑に解くのはもったいなくないですか?

だから、A YUMMY STUDY 伸学土台教室は夏休みの宿題を指導するのです。

塾講師の指導法で解き進む「夏休みの宿題」は最高の教材です。

そして、周りも宿題をしている環境で楽しく出来ます。

しかも保護者の方は、めんどくさい丸つけや説明をすることもなく塾で宿題を終わらせてくれれば「安心」だし「安全」だと思います。

A YUMMY STUDY 伸学土台教室の夏期講習はまだまだ生徒さんを募集中です!

夏休みの教材を最大活かしてみませんか?

お子さんを家で一人で置いておくのは心配なんて言うご家庭も塾で夏休みの宿題を指導してもらえれば安心していただけると思っております。

ぜひ皆様ご参加下さい。

その情報間違ってませんか?

息子が野球を始めて11年・・・僕自身はサッカーを学生時代にしていたので野球のことはほとんどわからない。

だからこそ信用のおける後輩や友人から情報を集め参考にさせてもらった。

その結果大きな間違いを犯さずに済んだが、11年間でたくさんの怪情報とであった。

一番困るのは、その怪情報を流している本人は本気でその情報が正しいと思い込んでいる事だ。

親しい人間なら「その話ホンマか?」と聞き確認することもできるが、そこまでの仲ではない人から多くの怪情報を聞かされた。

そしてその怪情報が間違っていたと今は立証されているが、怪情報を流していた本人もきっとそのことを忘れているだろう・・・恐ろしいのは悪意も悪気もないことだ。

教育業界でも全く同じ事が頻繁にあり、その人の情報に根拠も何も無いのに怪情報を流す人がたくさんいる。

マスコミのように意図と悪意を持って情報を流しているほうがまだましだ。

私の身近にも同じような話はある。

あるお母さんは自分で幼児教室を運営し、ある有名小学校に二人の子供を合格させ自分の教育法と教育方針に絶対の自信を持っていた。

我々にも子供にはこう接するべきだとか、勉強はこのようにさせるとかいろんな持論を押し付けてきた。

私の奥さんは非常に素直な人なのでほとんどそのまま取り入れていたが、息子の成長を見て辞めさせた。

そして結果として、今そのあるお母さんの子供見て、おそらく10人中9人が失敗でしたね・・・という結果になっていると思う。

そしてそのあるお母さんはおそらく自分が強烈な教育論を吹聴していたことはすっかり忘れている・・・何事もなかったかのように。

しかし忘れてはいけないのは、その時その話を信じわが子にその教育を押し付けた家庭がたくさんあり、そのご家庭の被害が甚大であることをそのお母さんは知らない。

教育において何が正解なのか?

これは字非常に難しい問題で、どの分野の結果に重きを置いているか?これで大きく変わってくると私は思う。

最低でもそのお母さんの価値観は間違いなく「学歴」に重きを置いていたし、学歴のために莫大な投資もしていた・・・その結果を考えれば失敗だと言い切れる。

なぜなら、そんな投資をしなくても入れる大学にしか入学していないからだ。

そのお母さんが学歴に全くこだわりのない人なら、正解・不正解を言い切る事はできない。

しかし、間違いなく学歴最優先主義だったので、失敗だと私は言い切れる。

そして同じように高学歴のために投資をしていた家がそのお母さんの教育方針や教育理念を信じ満足のいく結果が得られていないことを忘れてはいけない。

私が最も恐ろしいのは、野球において怪情報を自信満々に流していた家の子供たちが野球界で全く活躍できていないという事実を直視していない事だ。

自分の子供で結果の出せないその理論や方法論は一体何の役に立つのか?

せめて言い切ることはやめていただきたいと切に願う。

本当に情報を精査し生きている人は、自分が言い切るときは必ず裏付けが取れているので言い切られると信じてしまう。

しかし、今目の前で情報を言い切っているその人は正しい情報を言っているのか、怪情報を流しているのか見極める必要があるのです。

昔、詐欺まがいの話を信じて数十万円を払い込んだ友人が私にもその話を勧めてきました。

私が本当か?と聞くと彼は「あの人が嘘を言うわけがない!絶対大丈夫だ!信用のある人なんだ。」と言ってきました。

結論から言うと、決して人を騙さぬ信用抜群のその人は騙されていたのです。

その情報信じて大丈夫ですか?

情報を持って生きたその人が騙されている可能性も無視しないでください。

私はいつも考えています
プロフィール

KAZ・FUJITA

Author:KAZ・FUJITA
学習教室を運営して約20年、教育の仕事に関わりすでに約30年。日本の教育は間違っていると感じ正しい教育とは何かを考え続けここまで来ました。私自身の経験から「社会で活躍出来る人間とは何か?賢いとはどう言うことか?世界の教育の今、何を求めているのか?そんな事を考え子供達の指導をしています。私の考えをココに書いておきます。私はウソは大嫌いです、何でも本音で書きますので気分を害される方は読まないで下さい。
尊敬する人物は「坂本龍馬」と「諸葛亮孔明」
座右の銘は「因果応報」
教師とは職業ではなく生き様である、が信条です。

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