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高校受験・中学受験合格するには?

まず大前提として、受験に合格するには試験の性質を知ることが重要です。

入試において、こんなに難しい問題を君は解く事が出来るかね?とは出題してきません。

入試は実力を見るためにある物ではなく、落とす為に行われている事を知るべきです。

定員以上の応募者がいるので、仕方なく人数を絞るだけなのです。

だから、勉強が出来る人間がほしいとか、難解な問題を解く事の出来る人間がほしいとか学校側は思っていません。

点数の低い物から順番に不合格になっていくだけで、一言で言えば「合格点に届けばそれで良い」と言う事になります。

そして恐ろしい事に目標とすべき合格点を知らない先生もたくさんいます。

勉強を教える事と受験に合格させる事は全く別の作業だと考えて良いと思います。

試験当日までに合格点に到達出来る力を付ければ良いと言うことになります。

そのために重要な事は二つ、くだらないミスを減らす事と過去問で正確なシュミレーションを行う事。

合格点まで何点足りないのか?その得点を取る為に何をすれば良いのか?これが受験指導になります。

そのための第一歩が夏期講習になります。

当教室では数学・英語共に学校授業を遙かに追い越し、10月をめどに過去問に取りかかれるよう準備する事を目的としています。

数学において配点の高い問題、俗に大問と言われる問題は相似・三平方・円周角を多用しますが、学校でこれらの項目を習うのは2月ごろなので受験対策には全く間に合いません。

中学3年生は部活を引退して、遊びたくなる時期ですが夏期講習で一気に受験モードへ突入する事も重要です。

夏期講習で進めるだけ進んでおく事が一つのコツであると言えると思います。

難しい事はまだ必要ありません。

基礎項目を先に進めておく、このことが一番重要です
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学習教室運営で悩む問題、大きく分けて二つですね・・・

学習教室を運営していて、なんとかしたいと思う問題は大きく分けて二つあります。

一つは生徒さんが来てくれないと言う悩みです。

これは宣伝の問題や経営方針、教育理念など色々な要素が入り交じるため色んな工夫をする事が出来ます。

もう一つ大きな問題として「先生の確保」という問題があります。

私は元々後輩に塾業界の人間が多く、正直塾の先生を信用していない傾向がありました。

自分で教室を運営してみて、有名学習教室で指導していた先生とか、自分で有名学習教室を経営していた方を先生として面接させていただいたり雇用させていただいたりしましたが本当にひどい人ばかりでした。

良い先生が雇用出来ない・・・この問題にずっと悩まされている状態です。

そして今回、新たにお二人先生として来ていただく事になりましたが、本当に良い人に来ていただける事になったと喜んでいます。

確かに小学生と中学生を教えるだけなので、誰でも良いという考えで雇用している教室が多い事も理解出来ます。

しかし、私は親として「自分の子をこの人に預けたいか?」、もしくは「子供の人生を左右するかもしれない受験をこの人に委ねられるか?」を判断基準にしています。

もちろん、丸付けするだけの先生なら誰でも良いのは事実だと思いますが、指導していただくとなれば人選は慎重になります。

そしてパート感覚で指導している先生に思考回路をボロボロにされた生徒さんをたくさん見てきました。

うちが同じ事を絶対にしていは行けないと今まで先生は選びに選び抜いてきました。

今年のゴールデンウィークから6月半ばまで、結局12人面接させていただきましたか私が「自分の子供を任せてもいい」と感じたのは今回指導していただく事に決めた2人だけです。

本当にひどい人も中には居ました・・・スーパーのレジ打ちの感覚で学習教室で指導している先生も居て、私は心から驚きました。

この人に指導してもらう位なら、祖父母に指導してもらった方が良いと思いました。

学習教室の月謝は安くありません。

その報酬をいただくからには、金額以上の何かを提供出来無ければ私は長く続ける事は出来ないと思っています。

最近個別指導塾がボコボコ開業していますが、ろくな先生がいない今、この現状でどのように先生を確保しているのか私は疑問でたまりません。

うちも誰でも良いと考えれば先生はすぐに確保出来ます。

私は教育には人間力が絶対必要だと思っています。

指導者はその言動から大きく生徒さん達に影響を与えます。

塾って答え見て解説すれば良いんでしょ?って言う勘違いをしている先生もどきにうんざりしています。

今後も先生は募集し続けて行きますが、先が思いやられます・・・

そして一番怖いのは、私がこんな人間に大切な子供を任せられるか!と思った先生もどきの大半がうち以外の教室で指導しているという事実です。

私が最も怖いのは先生もどきが指導した生徒さんが勉強本来の姿を知ることなく受験を終える事なのです。

そこには達成感もなければ成長もありません・・・そこにあるのは我慢と疲労感、終わった時の脱力感なのです。

塾業界で仕事をしている私の後輩達もポンコツ揃いですが、最低限彼らは「教育熱」を持っています。

塾講師を選んだ理由は時給や雇用条件ではなく、自分が受験で培った技やノウハウを伝えたいという思いなのです。

A YUMMY STUDY 伸学土台教室は今後も「我が子を任せられるか?」を基準に先生を雇用し、自分達も「今の自分に大切なお子さんを預けていただけるか?」を常に精査して歩んで行きたいと思います。

厳しい意見かも知れませんが本音です・・・

最近の教育論を聞いていると、本当に疑問だらけです。

特に生徒さんのペースに合わせて、生徒さんの要望に出来るだけ答えて、懇切丁寧な解説をし聞いていなければ何度もその子が聞きたいタイミングで説明してあげる。

そこまでしてあげてどの程度の学力が付くのでしょうか?

仮にご両親が総合病院を経営されている様なご家庭で、医師免許さえ取れば後の人生は約束されている様な生徒さんであれば教える側や保護者側が創意工夫して目先を変えて勉強させる事も私は納得出来ます。

しかし、そんな生徒さんはいないでしょう。

ほとんどは社会に出て自立して生きていく為に教育を受け、その一環として勉強もするだけです。

なのに、自分のペースでしか学べないとか、丁寧な説明でしか理解出来ないとか、教師や教科に好き嫌いを持ち込む様な生徒さんが一体どんな進学先を想定しどんな仕事をさせる気なのでしょうか?

先日読んだネット記事で会社を一ヶ月で退職する新卒社会人達の主張が載っておりました。

私は読んで呆れてしまいました・・・会社の入社説明会と入社後のギャップが凄いとか、自分のやりたい仕事をさせてもらえないとか、面接では個性を重視すると言っていたのに型にはめて仕事させようとする等色んな主張が掲載されていました。

私は一言「甘い!」この言葉に尽きると思います。

学生の間に経験するべき理不尽さや忍耐や社会のルールなどを経験せずに社会に出てしまった結果だと思います。

今の教育業界が生徒さんの学力だけを考え、社会へ出るための準備をさせない事が原因だと私は思います。

私はその最たる物が「家庭教師」と「個別指導」だと思います。

短期間だけ家庭教師や個別指導に通う事は有効な方法だと思います。

自分の明確な目標があり、自分で出来る努力はしている、しかしもう少し目標には届かない・・・そんなお子さんには家庭教師や個別指導はとても有効に機能します。

実際、個別指導や家庭教師はその生徒さんの為だけに説明をその生徒さんのタイミングでしてくれる訳ですから、点数が上がりやすい事は間違いありません。

私が疑問に思うのは「勉強が苦手だから家庭教師や個別指導を選択する」とかやる気が無いから個別指導の塾へ行くというのはハッキリ言って無意味です。

その生徒さんの気分のムラやわがまま、やる気の無い勉強態度がドンドンひどくなるだけです。

ハッキリ言いますが、やる気があり明確な目標がある生徒さんが行くべき所なのです個別指導塾は。

全然やる気が無かったのに、個別指導塾へ通った結果意識が変わり勉強するようになったと言う生徒さんはいないと断言します。

ごく希に個別指導塾へ通ってやる気が出て、めきめきと成績が伸びる生徒さんがいますがその子は間違い無く「勉強を頑張りたいけど判らない生徒さん」なのです。

勉強はしたくなければしなければ良い。

これだけ豊かな日本という国で飢え死にする事も、のたれ死ぬ事もなかなか無いと思います。

学歴など無くても仕事はたくさんあります。

勉強は贅沢であり、保護者の方が行う「投資」なのです。

塾に通わせているにも関わらず、やる気が無いというのは間違い無く「不良債権」です。

思い切って損切りする事も必要かも知れません。

社会が甘くない事は保護者の方はよくご存じのはずです。

何故?その子より勉強しやすい環境を作る必要があるのでしょうか?

もちろん、やる気満々で明確な目標を持っている生徒さんなら環境を作ってあげる事も重要だと思いますし、その投資は実を結ぶと思います。

私が言っているのは甘ったれた主張ばかり言っている生徒の事です。

では何故そこまで勉強が嫌なのか?

間違い無く、どこかのタイミングで押しつけたからです。

そして勉強をいくら嫌がっていても、させられると言う甘えです。

環境を言い訳にして勉強をしない生徒さんが社会で自立出来ると本気で思っていますか?

目的を見失ってはいけません。

教育業はサービス業ではありません。

生徒さんが自力で頑張るお手伝いをするのです。

甘えている子供の手を引っ張ってあげる行為は「教育」ではなく「保育」です。

7月より新たに「堀池教室」を開校する事になりました。

この度、縁をいただき堀池で運営されていた個別指導塾の運営を引き継ぐ事になりました。
正式に引き継ぐのは7月からなのですが、それに伴い新しく引き継ぐ教室をA YUMMY STUDY 伸学土台教室堀池教室として運営する事になりました。
堀池教室開校と共に、野間北本校は英会話専用の教室となり、自宅教室は「虎の穴」と称して、受験生専用のクラスとして運営する事になりました。

いままで野間北本校は学習教室の雰囲気ではないと感じておりましたので、堀池教室はまさに学習教室という雰囲気の教室となっております。
今後は学習教師として一層受験指導と基礎固めに力を入れて行きたいと思っております。

前倒し教育の恐怖・・・・

少子化が問題となり、日本国内の学力低下や子供達の思考力の低下が提唱されている中相変わらず塾や学習教室へ対する関心は高く、幼少期から有名学習教室に通う子は後を絶ちません。

決して悪い事ではないと思いますが、早くから学習教室に通う事のマイナス面を皆さんはご存じですか?

一番大きなマイナス面は「問題を読まなくなる」という物です。

プリントを使ったパターン演習は「作業を早くこなす訓練」でしかありません。

私も算数を指導しているので「計算は早く出来るようになりなさい」と指導はしていますが、それは時期によります。

1・2年生のうちに計算が早くなると、問題を読まずとも答えを当てる能力を手に入れる事になります。

その結果、式が立てられない生徒さんが出来上がり4年生くらいから急に「判らない」と言い出します。

それは今まで答えを当てていただけで元々「判っていない」状態だったのです。

この現象は算数を専門に指導している先生はすぐに見抜けますが、普通の先生ではなかなか難しいと思います。

特にパート感覚で学習教室を運営している方や個別指導にいる大学生には見抜くことは困難と言わざるを得ません。

そして得意だった物が苦手に変わったと時の子供のショックは大きく「算数は苦手・嫌い」と決めつけてしまう事がほとんどです。

思考力をちゃんと別で鍛えている子供さんは「パターン演習」は非情に有効ですが、それだけではマイナス面の方が大きいと思います。

次に怖いのは「勉強に対して興味を失いやすい」と言うことです。

小学校に入学すると子供達は勉強に対して興味津々です!

授業という物に憧れを持ち、宿題を出される事も嬉しかったりします。

その新鮮なわくわくをぶち壊すのが「前倒し教育」です。

1・2年生の時はそんなに学ぶ事はありません、だからこそ時間をかけゆっくり理解し勉強を味わう時間なのです。

それをパターン演習で次々と教えていけば、簡単に答えを当てる子が出来上がります。

その事を知った上で有名学習教室に通っているご家庭の子は大きく学力を伸ばして行きますが「お任せ」感覚で通わせているご家庭は気付いた時は「時すでに遅し」になるケースがほとんどです。

何より学校で習う事は「すでに知っている」と思う事がとても危険で、学校の授業をちゃんと聞かない子になります。

その結果、理科・社会など学習教室で習っていない教科が悲惨な結果になる事も特徴と言えると思います。

あまり勉強していないのに、あの子はいつも成績が良いと言われる子に全員共通している特徴は「授業中にしっかり学んでいる」と言うことです。

この一番の特徴をつぶしてしまう可能性がある事も知っておいてください。

家や塾でいくら勉強時間を重ねても、たかが知れています。

学校では月~金で毎日小学校でも最低4時間以上勉強させてくれるのです。

その時間を無駄にする勉強を私は推進する気には成れません。

この世に存在する全ての物は「利点・欠点、」両方持っています。

百害あって一利なし、そんなものはあると思いますが、百利あっって一害なし、そんな物はありません。

必ずデメリットは存在するのです。

私は学習教室を運営して来て、早くから学習教室に通ったからこそ勉強が判らなくなった生徒さんを多く見てきました。

皆さんも十分に注意してください。

この早期前倒し教育の弊害については8月に行われる「みんなのサマセミ」で解説予定です。

ご興味お持ちの方は是非来てみてください。
プロフィール

KAZ・FUJITA

Author:KAZ・FUJITA
学習教室を運営して約20年、教育の仕事に関わりすでに約30年。日本の教育は間違っていると感じ正しい教育とは何かを考え続けここまで来ました。私自身の経験から「社会で活躍出来る人間とは何か?賢いとはどう言うことか?世界の教育の今、何を求めているのか?そんな事を考え子供達の指導をしています。私の考えをココに書いておきます。私はウソは大嫌いです、何でも本音で書きますので気分を害される方は読まないで下さい。
尊敬する人物は「坂本龍馬」と「諸葛亮孔明」
座右の銘は「因果応報」
教師とは職業ではなく生き様である、が信条です。

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