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パンフレット作って見ました。

先日、ある塾の経営者さんとお話する機会をいただき、その塾のパンフレットを見せていただきました。

前々から、パンフレットは無いのか?と質問はいただいていたのですが正直年に数回だし、結構費用がかかるので製作しませんでした。

ところが、その塾のパンフレットはパソコンのソフトで自主制作してプリンターで印刷した物でした。

それを拝見し、どうして今まで自分でパワーポイントで作らなかったのか?不思議な気分になり早速今週末作って見ました。

いざ作ってみると簡単で、もっと早くに制作しておけば良かったと少し反省しました。

教室の信念や理念、考え方を判っていただける物になったと思いますが、なんせデザインにセンスが無い。

このパンフレットに効果があれば、プロに頼んでみようと思います。

この週末は作業で終わり・・・昨日は大量の受験問題をコピーして、今日は一日パワーポイントとにらめっこ。

学習教室で子供達に指導する事は本当にやりがいがあり楽しい仕事だと思うが、事務作業の量がえげつない・・・

本当に学習教室と言う仕事を時給に換算すると、やってられr無い。

でも生徒さんの成長や合格する姿を見ると辞められない。

また明日から授業。

日本の未来を支え、引っ張っていく強い子を育成するために頑張ります。

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私がテレビで見た元PL学園の4番バッターの話・・・挫折の重要性

今の教育で私が最も危惧する事は「失敗をさせない教育」が良しとされている事です。

勉強においては特にそうですが、前倒し教育で先に習う事で勉強を人よりも出来る状態にしておこうという発想が良くないのです。

野球もサッカーも「専門の塾」があり、そこに通いながらクラブチームでプレーする選手が増えている事にも大きな危機感を覚えます。

英語においてもまさにその現象があり、「英検を何歳で、何級を取るか?」に終始して子供が英語を楽しむ事を全く気にしていないご家庭が多い事も非情に気になります。

当教室では子供達が英語を楽しむ事を温かく見守ってくれる保護者の方が多いので、私は感心と尊敬の念が止みません。

人よりも有利に物事を進める事よりも、そのものを楽しむ事を優先してほしいのです。

勉強であれ、野球であれ、サッカーであれ、ダンスであれ、演劇であれ・・・何でも、そのものを楽しんでいる人は必ず一流を目指します。

人よりも優れている事を楽しんでいる人も、そのものを楽しんでいる人もいつか「凄い人」や「別世界」に出会います。

その時にどう感じるかで人生は大きく変わります。

勉強やスポーツ、趣味そのものを楽しんでいる人は「楽しい」から続けているので「さらなる大きな目標」を見つけて、より強くのめり込んでいきます。

逆に人よりも優れている事を楽しんでいる人は「負けた」という敗北感と、自分より先行している人を見たことへの劣等感から「違うもの」へと興味が移っていく傾向にあります。

私がTVで見た「元PLの4番」がまさにそうでした。

その人は現中日の松阪大輔と同世代で、松阪もPLで4番を打っていた彼も「プロ注目」の選手として周囲からは「化け物」といわれていました。

しかし、夏の甲子園で「PL対横浜高校」の試合で松阪大輔とPLの元4番は歴史に残る好ゲームをします。

試合は延長17回までもつれ、横浜高校が勝ち、そのままの勢いで決勝に進んだ横浜高校松阪大輔は夏の甲子園でノーヒットノーランを達成し「怪物」になりました。

その松阪の活躍が活躍する舞台で元PLの4番は8打数ノーヒットに抑えられ、すっかり自信を失ったそうです。

その後大学に進学しても、彼の自信は戻ること無く大学では全く試合にも出してもらえずそのまま野球は引退。

現在はスポーツ関連の会社でサラリーマンをしているそうです。

その人は松阪との甲子園から野球を楽しむ事が出来ず、自分の子供が野球を始めるまでの数十年間野球を見る事もしなかったそうです。

当時PLの4番と言えば、日本の高校や球界の頂点に居ると言っても過言では無い状態でした。

彼も相当凄い選手だった事は間違いありません。

しかし、松阪大輔という「怪物」にたった一度負けた事で「挫折」を経験し、そのまま選手としては立ち直れなかったのです。

私は彼が「野球が好きだった」のか「人よりも上手く出来る事が好き」だったのか判らないと思いました。

何故彼はもっと早くに挫折を経験出来なかったのか?

もっと意図的に挫折を経験させる事は出来なかったのか?

そんな事を考えさせられる番組でした。

私は東大卒のフリーターやニートと呼ばれる人は同じ状態では無いのかと考えています。

人よりも出来るから勉強を頑張ってきた人は就職活動や大学生活で味わった「挫折」に耐えきれなかったのでは無いかと思います。

人よりも出来る事を重んじている限り負けは挫折を意味し、そのものを楽しんでいる人はさらなる目標を得るだけなのです。

本当に人よりも早く色んな事を教えてもらう事や、周りよりも優秀な指導者に指導してもらう事が重要だと思いますか?

昔、息子の野球チームで野球塾に通う事が流行始めたときにいただいたアドバイスが今も忘れられません。

そのチームのレギュラーメンバー9人の内、6人が野球塾に通って居ました。

我が家を含めて、野球塾に通っていないのは3人・・・しかも我が家以外の2人はお父さんが野球経験者でした。

私はさすがに不安になり、大学まで野球を続けた後輩に相談すると明確な答えが返ってきました。

彼曰く小学校の時に塾に行かなければ活躍出来ない選手が高校野球で何しますの?」でした。

小学生や中学生の勉強くらいで「コツ」を必要とする事がどういうことなのか?

一度ちゃんと考えていただきたいと思います

断言しておきます。勉強が出来ない子は居ません!

前にも書きましたが、当教室において二つの事が出来る生徒さんは全員成績が伸びています。

1)塾を頻繁に休まない事!
体調管理も含めて、毎月休んだりしている生徒さんはやはり難しいと言わざるを得ません。

2)宿題をちゃんとしてこない。
色んな理由を付けて宿題をしてこない生徒さんも難しいと言わざるを得ません。

この2点が出来る生徒さんは絶対成績は伸びます!
もちろん学習障害という特性を抱えている生徒さんは、専門家の指導が必要かどうか判断する程度の知識は持っています。

今まで当教室で成績の伸びなかった生徒さんはこの2点のどちらか、もしくは両方が出来なかった生徒さんでした。
そして、この2点が出来ない生徒さんが働く場所もまた無いと言わざるを得ません。

塾に行き、時間を管理し宿題をこなす。
当たり前の事だと思います。
これが出来ない生徒さんに何を指導してあげますか?
懇切丁寧に個別で指導しようが、素晴らしい解説をしようがこの2点が出来ない生徒さんは伸びないと私は思います。

勉強をさせてもらっている事に早く気付かせるべきだと私は思います。

日本人が英語を話せない理由、まとめておきますね。

前から何度か書いていますが、もう一度まとめておきます。

日本人が英語を話せない理由は大きく分けて三つです。

1つ目は「日本の英語教育が読み書きに特化している」という理由です。

元々日本での英語の勉強は「文章を読んだり、書いたりするための英語」だったのです。

翻訳をしたり、英語で文章を作成したりする事を目的行われてきましたので「英会話」は苦手で当然と言えるでしょう。

2つ目は「大学の講義が日本語で行われている」という理由です。

意外に思うかもしれませんが、大学の講義を英語以外の母国語で行われている国はおそらく日本だけでは無いでしょうか?

中国や韓国の学生は英語が話せるのに、日本の大学生は英会話がまるっきり出来ない・・・などと言われますが、中国や韓国を含むその他多くのアジアの国では大学の講義は英語で行われる事がほとんどです。

ですから、大学に進学する=英会話が出来るとなるわけです。

必要に迫られれば話せるようになるというのは、当然のことでは無いかと思います。

3つ目の理由は「話したい事がない」という理由です。

私が一番伝えたいのはこの理由です!

幼少期から英会話に通い、早い年齢で英検に合格している生徒さんを良く見ますが会話が上辺だけの薄っぺらい会話しか出来ない子がほとんどでした。

日本の事もよく知らず、自分独自の意見があるわけでも無い・・・そんな生徒さんが英会話という武器を手に入れて一体誰と何を会話したいのか?

私にはさっぱり判りません。

英会話が出来れば世界に通じるとか、未来で活躍できると勘違いしている保護者の方が多い事にもとても驚かされます。

英会話という武器を身につけて「何をするのか?」が大切だと思います。

勉強も全く同じですが「人間性」が習熟し、自分の意見や考えを他人に堂々と言える人間が英会話を身につければ大きな武器になると思います。

いくら早い段階で英検を取っていても、人に意見が言えなかったり中身の無い主張には誰も耳を傾けてはくれません。

それでも私はこれからの日本に英会話が必要だと考えています。

しかし、それはごく一部の人間です。

まず、海外で日本の企業を売り込まなければならない人達です。

そして、日本国内で「外国人労働者」を指揮する立場になる人です。

そのほかにも英会話を仕事で必要とする人は確実に増えていくと思います。

ただ、コミュニケーションを取るだけならAIで十分です。

ただ、仕事の中で指揮する立場の方がAIで鼓舞してきても誰も反応しないと思います。

厳しい意見を書きますが、まず英会話を必要とする仕事に就ける人間にする事もまた重要なのです。

何か人に質問された時に「え~・・・え~・・・」とまごついていてはそんな仕事に就けません。

英会話も勉強も躾も全ては教育の一部です。
プロフィール

KAZ・FUJITA

Author:KAZ・FUJITA
学習教室を運営して約20年、教育の仕事に関わりすでに約30年。日本の教育は間違っていると感じ正しい教育とは何かを考え続けここまで来ました。私自身の経験から「社会で活躍出来る人間とは何か?賢いとはどう言うことか?世界の教育の今、何を求めているのか?そんな事を考え子供達の指導をしています。私の考えをココに書いておきます。私はウソは大嫌いです、何でも本音で書きますので気分を害される方は読まないで下さい。
尊敬する人物は「坂本龍馬」と「諸葛亮孔明」
座右の銘は「因果応報」
教師とは職業ではなく生き様である、が信条です。

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