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教育語り場プラス、開催します!是非ご参加下さい。

定期的に行われている「教育語り場」にご参加いただいているOBの父兄さんから、今だから分かる事がたくさんある。
そして、今知っていることを当時知りたかった・・・と聞き、今教室に通っている父兄の方々に語っていただきたいとお願いいたしました。
学校生活の現実や中学受験や高校受験、英会話教室に通ったメリット・デメリットなど全て正直にお話いただきます。
特に受験の時に悩んだ塾選び等リアルな回答が期待出来ます。

2年前まで市立伊丹高校の進路指導担当だった畑井先生にもご参加いただき、高校生活の現実についても語っていただきます。
高校受験のその後大学受験や社会人になってから等、引退した先生だからこそ言える話も出てくると思います。
父兄代表として、公立校から高校受験を兄弟共に選択された方と兄妹共に中学受験を選択された父兄の方に来ていただきます。
後は公立校から進学校といわれる高校へ進学した父兄の方にも現在参加依頼をしております。

ちょっと先を行っておられる保護者の方のリアルな話が一番参考になると考えて今回の企画を思いつきました。
我が家も中学や高校へ子供が進学してから分かった事がたくさんあります。
入学前に知っておきたかった・・・小学校・中学校・高校と常に節目で思います。

質疑応答の時間も取らせていただきますので、是非皆さまの参加をお待ちしております。
私は以前から、塾業界が流す噂を真に受けないでほしいと訴え続けてきましたが、情報が無ければ不安になるのも事実です。
考えて見れば、私も塾業界の人間なので父兄の方に語っていただく事が一番という結論に至りました。
今、一番気になる事を父兄の方にぶつけてみて下さい。
おそらくすっきりできると思います!
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その話本当ですか?

私が子育てに関わって15年くらいが経ちます。
その間色んな人間が色んな情報を教えてくれました。
残念な事にそのほとんどが間違っていた・・・

私が特に恐れた情報は、人から聞いた話をあたかも自分が経験し裏付けを取ってきたかのように話す人です。
噂話や又聞きした話を自信満々に語る人達の話に結構振り回されました。
専門家を見誤った事もあります・・・
私の後輩で浜学園の講師を長年勤め、プロの家庭教師をしている後輩がいます。
彼は受験生を専門的に指導し、算数に関しては灘を専攻で指導するくらいの技量の持ち主でした。
日本一高い授業料を取っている事も看板にして、自信満々に受験の事を教えてくれました。
ところが彼の情報は大半が間違っていました。

算数指導に関する情報は正確でしたが、受験に対する勉強法、戦略に関しては素人以下であることに後で気付いたのです。
よく考えれば当然で、彼は算数しか指導出来ないし総合的な受験指導などしたことが無いのです。
その後岡山の佐伯先生という個人塾を長年経営されている方に受験の戦略教えていただきました。
その勉強法と戦略は今でも非常に参考になることばかりでした。
つまり、私の後輩は勉強を教えるプロですが、受験のプロでも教育のプロでも無かったのです。

これは野球でも私は経験しました。
自信満々に高校野球の事を教えてくれた野球経験者達・・・彼らの子供のほとんどが高校野球で活躍するどころか、中学や小学校で野球を辞めている子も多くいます。
私は野球の経験が無かったので危うく鵜呑みにするところでした・・・
周りの父兄は根拠の無い話を自信満々に語るその人達の話を鵜呑みにしていました。
そして、息子が高校生になった今、彼らの話が間違いであった事は周知の事実となりましたが後の祭りです。

私は野球においてラッキーだったのは、仕事の後輩に今まさに野球を引退した最近まで現役選手だった子が多く居た事でした。
彼らは甲子園出場者やプロのスカウトから接触のあった選手で、本当に真剣に野球に取り組んでいた人達でした。
彼らに聞く話と周りの父兄から聞く話のあまりの違いに驚き、自分自身で検証したことがラッキーだったと思います。
その当時自信満々に間違った情報を語っていた父兄達が今は指導者となり、高校野球は難しいぞ!と語っている姿を見ました。
私は複雑な気持ちになりました。

おそらく本当に情報に振り回されているのは彼ら自身だったのかもしれないと考えるようになりました。
多くの情報を集めるのは検証のためではなく、自分の信じたい情報を探すためだったのでしょう。
家庭教師をしている私の後輩も同じで、彼自身が迷走している事に気付いてからは彼からの情報の使い方が判りました。

今は個人でたくさんの情報が集められる時代です。
人からの話を鵜呑みにすると、後で間違っていた場合後悔しませんか?
その情報を自信満々に語っているその人が迷走していないか?
その人の情報ソースを確認して下さい。
教育業界は特に怪情報の多い業界で、広告と情報とセールストークが入り乱れ判断が難しいと思います。
あの人が嘘は言わない!その人がだまされている可能性を考えたことがありますか?

受験・教育・学校・・・そこには色んな情報が流されています。
怪情報とセールストーク、広告に注意して下さい。

好きこそものの上手なれ!知ってるでしょ!!

いよいよ春休みも終わり、新年度の学校がスタートします。
夏休み・冬休み・春休み・・・学校が長期の休みになるたびに、参考書を大量に買ってきてお子さんにさせている保護者の方を見ます。
目的は一体なんでしょうか?
学力ですか?学習習慣ですか?嫌がらせですか?
私は思います、目的無きマラソンを走り続ける事は出来ますか?

小学校の時から長期休みの度に大量の参考書を解かせて本当に勉強が出来るようになると思っているのですか???
答えは勉強嫌いになり、雑に問題を解く癖をつけイージーミスを繰り返し、出来るだけ考えず問題を解く悪い癖をつけるだけです。
だって目的のハッキリしない走り込みを真剣に出来ますか?
子供にとって受験とは遠い未来の話なのです。
そのために今から準備をしろと言われても・・・

それより大事なことは、勉強を好きになること!これが一番大切です!
好きこそものの上手なれ!
誰でも知っている言葉でしょ?
なのに何故一生懸命勉強嫌いへと導くのですか?

私が見ていて凄い・・・と感心してしまうのは、文美先生に英語を教えてもらった生徒さんは本当に英語が大好きなんです!
今年も英語のみで高校へ進学した生徒さんがいるくらいです。
文美先生の教え方も良いと思うのですが、何より楽しいレッスンが最大の秘訣です。
そして、年間に数回予定されているイベントも英語をドンドン好きになってくための仕掛けがいっぱいです!!
私は戦略的に全ての物事を進める質ですが、文美先生は感性で物事を進めるタイプです。
あの楽しいレッスン、イベントでの仕掛け、声かけ・・・あれは計算では出来ません。

そして中学生達の授業も見学しましたが、少量の問題から多くを学ぶあのスタイルは他ではまね出来ないと確信しています。
小学校から英語を学んでいる生徒達が本当に楽しそうにコツを発見するあの姿.・・・怖さすら覚えます。
押しつけられない、無駄に量をさせない、教えず気付かせる・・・だから好きなままでいられるのです。
中学でも英語が大好きでしかも高得点をとり続けている生徒さんの特徴の一つがイベントを楽しんでいたという事です。

我々は学習教室を運営しています!
もちろん結果が全てだとも思っています。
だからこそ、高校受験の毎年全員受験校全校合格という結果を本当にうれしく思います。
文美先生がわざわざレッスン時間を割いて開くイベント、生徒さんが大好きな非電源系ゲーム、ルールを説明しない事・・・全て学力に転化する確信があるから取り入れているのです。

まずは好きになること!
次に得意になること!
そして目標を持つこと!
最後は目標に向かって、量をこなすこと!
この順序が大切だと思っています。

好きになってもいない、得意だと思ってもいない、なのに量を押しつけたらどうなりますか?
答えは見えていると思います。
勉強を押しつけてやらせた場合、間違っても勉強が好きになることも得意になることもありません!
断言します。
押しつけなければ、間違って好きになり、得意になり、出来るようになっていく事があります。
確率の問題です!
押しつけた場合はゼロ!
放置すれば・・・可能性はあります!

だからお願いです!
勉強を押しつけないで下さい。
嫌いになるだけです。
まず、勉強が好きになる方法を真剣に考えて見ませんか?
それもインスタントな発想では無く、じっくりと時間をかけて。
それで受験に間に合うのか?
よく言われます!
だから自身を持って回答します!
誰も落ちてませんよ、このやり方で。

大丈夫です、お子さんを信じて下さい。
出来ないんじゃない、やりたくないんです。
判らないんじゃない、面倒くさいだけなのです。
頭が悪いんじゃ無いんです、勧め方を間違えたのです。

コンフォートゾーンが人生を決定します!ちょっと難しい話ですが・・・

皆さんはコンフォートゾーンという言葉をご存じですか?
このコンフォートゾーンと呼ばれるものが人生を決定するのはご存じですか?

まずコンフォートゾーンですが、簡単にいうと一番安心できるエリア・ゾーンだと考えていただいて良いと思います。
つまり、自分の実力をどのように評価しているかという事なのです。
わかりやすく言うと、自己評価よりも高い結果が出ていると人はおかしな・・・どこかに落とし穴が・・・とか、どこかでこの好調は崩れていく・・・とか結局自己評価のエリアまで結果を落としていくのです。
逆に、自己評価よりもかなり低い結果が出ていると、おかしい・・・いつもと違う・・・などと考えどこかで自己評価に近い結果を出すまで底力を発揮するものなのです。

一番わかりやすいのがボーリングです。
いつも100前後のスコアなのに、半分終えた所で80を超えているとこの後崩れるだろう・・・と自分に暗示をかけ、結果100前後のスコアになりやすいという事です。
逆に、半分の時点で30位なら、後半は挽回してくるのです。
つまり、結果は自己評価に限りなく近づいていくという話です。

これは実際に研究された結果であり、自己評価がいかに大切かという事を教えてくれています。
実は学力、スポーツの結果、恋愛などあらゆる所に当てはまります。
何故かモテる人って結局自己評価がものすごく高いのです。
スポーツの世界でも同じです、プロになる選手の大半が自分はプロに成れると自分を評価しているのです。
もちろん、勉強も同じです。
自己評価が高ければ、テストで低い点数を取ったときに、次は取り返そうと発憤します。
つまり、スポーツでも勉強でも自己評価を高めておく事が一番の早道なのです。

では実際はどうですか?
自己評価を高めるような声をお子さんにかけていますか?
こんな点数では・・・とか、ちゃんと勉強しないと・・・とか、油断をしていると・・・とか、他の子はもっと頑張っている・・・とか、お子さんが自己評価を低くしてしまうような声かけしてませんか?
躾は厳しく、評価は甘く、余計な口出しはしない。
これが子供を賢く育てる近道だと私は考えています。

躾は精神的な成長を促し、集中力や忍耐力、持続力や自己管理が出来る子になります。
評価を甘くしてあげる事で、自身を持ち、自尊心を育み、挑戦心にあふれる子供になります。
余計な口出しをしない事で、自己判断の出来る子になります。

私から見れば、こんな事は知っている・・・でもやっている事は逆という方が多く見られます。
自己評価を高めるように導いてあげて下さい。
そうすれば、自分を高い位置におけるよう勝手に努力します。
保護者の方が一番嫌う言葉は「油断」です。
ですから、お子さんが良い結果を出しても、もっと上を見なさいとか、次は下がらないよう努力を続けなさいとか、自己評価が下がる声かけをしてしまいます。
良い結果を素直にすごいね!うれしい!と言ってあげるだけで、自己評価を勝手に高くしてくれます。
子供は反抗期であろうが、何歳になろうが、親に褒められる事が大好きなのです。
心配しなくても油断をするときはしますし、しないときはしないのです。
自己評価を高めておけば、勝手に油断の芽を摘むことも覚えます。

もっとも大切なのは自分をどのように評価しているか?
まずはそこなのです。
プロフィール

KAZ・FUJITA

Author:KAZ・FUJITA
学習教室を運営して約20年、教育の仕事に関わりすでに約30年。日本の教育は間違っていると感じ正しい教育とは何かを考え続けここまで来ました。私自身の経験から「社会で活躍出来る人間とは何か?賢いとはどう言うことか?世界の教育の今、何を求めているのか?そんな事を考え子供達の指導をしています。私の考えをココに書いておきます。私はウソは大嫌いです、何でも本音で書きますので気分を害される方は読まないで下さい。
尊敬する人物は「坂本龍馬」と「諸葛亮孔明」
座右の銘は「因果応報」
教師とは職業ではなく生き様である、が信条です。

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