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勇気を持って放置!

よく噂に聞く、勉強しなさいと全く親が言っていないのに子供が勝手に勉強する。
大して勉強していないのによく出来る。
これを都市伝説のように考えている方が非常に多いと思います。
これは事実であり、紛れもなく子供を賢く育てるノウハウなのです。

今までこの話を色んな保護者の方に話をしてきましたが、本当に信じてくれないのです・・・
子供がやらされている間はおそらく皆さんが望むような結果をお子さんは出してきません。
自ら進んでやる事に意味があるんです。

子供は押しつけられることが大嫌いです。
どんなものでも、押しつけられると嫌いになるのです!
遊園とのジェットコースターでも、USJですら押しつけて連れて行くとあっという間に嫌いになります。

逆に禁止されていることや親があまり話に出さない事はすごく興味を持つのです!
私も他に漏れず、禁止されている事をするのが大好きでした。
最近は色々と発言に対してうるさい世の中なので、怖くて書けない事もたくさんしました。
子供は素直で単純で賢い生き物だとまず認識して下さい、ただし未熟なのです。

追えば逃げるし、逃げれば追う・・・これが子供の性質なのです。
つまり、やめなさいという事をいつまでもしつこく興味を持ち続け、しなさいと言うことはすぐに飽きていやになるのです。
これは子供という生き物の本能だと思います。
だから、勉強を嫌がり、ゲームやスマホ、いたずらばかりするのです。

子供にしてほしい事は勧めない!
やめてほしい事は飽きるまでやらせて見る!
これだけで良いんです!!

理屈で分っていても、なかなか実践出来ないかもしれません。
でも勇気を持ってやってみませんか?
意外に簡単ですよ~

そもそも聞いた事がありますか?
子供に幼少期から家でガンガン勉強させ、早期に塾に何日も通わせた結果、すごく賢い子になりました~って言う話。
私は一度も聞いた事ありません。
だいたい、そういう子は応用力の無いガリ勉タイプの頭がカチカチの大人になっています。

逆にこの人賢いな・・・と感心する人の特徴は、勉強しろと言われたことが無い・・・と皆さん言います。
これが紛れもない事実です!

よくよく考えて下さい。
勉強そのものを楽しいんでいる子に、親が言うから我慢してやっている子が勝てる要素がどこにあるのでしょうか?
やる気のある子は絶対伸びます!
恐ろしい勢いで!!

やらされている子はいつか疲れてしまいます。
そのこともまた間違いない事実です。
いつか好きになってもらうことが最善の道だと思いませんか?
どうせ勉強しろ!と言ってもしないのですから、黙って見守りませんか勇気を持って。
親にとっても、子にとってもそれが最善の道ですよ。
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敗者の弁・・・そこに真価がある!

今年の受験はやはり波乱含みの結果であったと実感させられます。
まさかの不合格が知り合いの中からも出ているという恐ろしい状態です。

その中でふと思い出したことが、息子の少年野球での出来事です。
息子が最初に所属したチームは地元の小学校で作られているチームで、ハッキリ言って弱いチームでした。
なんと、息子が2年生の時は年間通して公式戦で1勝しか出来ないチームでした。

負けるたびに、指導者達があれが悪い、ここを直すべきだと言っていました。
野球経験の無い私は野球って難しいんだな・・・と感じていました。

息子が3年生になり、ベテランで地元では有名な監督さんに変わり、そこそこ勝てるチームになりました。
それでも優勝は出来ず、負けるたびにあの選手のここを直すだの、今のチームはこれが出来ていないだの言っていました。
結局は同じようなことを言っているんだな・・・と感じました。

その後、4年生の終わり頃息子はチームを移籍、知り合いに誘われなんとなく入団したチームだったのですが、5年生・6年生と2年間で負けたことは5回だけ、息子が6年生の時には年間2敗で終わりました。
その中で2年間で5回しか敗者の弁を聞くチャンスはありませんでした。

しかもそのうち私が監督さんの敗者の弁を聞けたのはたったの3回だけ。
そのチームの監督さんの敗者の弁は見事でした。
「負けたのは監督の責任。どんなミスをした選手が居たとしても、起用した監督が下手なんや。悪かった、切り替えて次は勝ちに行こう」
私はこの言葉がずっと忘れられません。

受験も野球も、スポーツだけに限らず、指導者の責任は大きいと常々考えておりました。
そして、私が見た本物の指導者こそ敗者の弁に言い訳がありません。
潔く、子供に責任は無いと言い切るあの気持ちよさ。

私も見習いたいと常々思っています。
勝っている時や受験で受かっているときは良いことが言えるのです。
きれいごとも言えます、私も同じです。
しかし、敗者の弁・・・そこにその指導者の真実の姿が見えると私は思っています。


今年の受験を終えて・・・

今年も当教室の生徒さんは無事に全員第一希望の公立高校へ進学させる事が出来ました。
受験に関しては厳しく指導する事もあるので、受験生達は本当に頑張ったと思います。

今年の受験結果が色んな所から入ってきますが、まさかの結果に終わった所もあり正直今年は波乱があった年だと思います。
今年は兵庫県が大学区制に変更されて三年目、一番波乱が起こる年だとは言われていました。
それにしても納得のいかない結果に終わった受験生が他の塾では多く、複雑な心境です。

受験は難しい・・・と保護者の方は感じるかもしれませんが、その子の性格や特性を理解していればそれなりに対策を立てられるものです。
以前も書きましたが、当教室に関して言えば、休まずに宿題をやってくれれば結果につながる指導が出来ると確信しています。
毎年思う事ですが、私は受験勉強を指導するのが大好きです。
何故なら、結果がハッキリと出るからです。

良いことばかり並べ立てる学習教室や塾がたくさんあふれています。
受験では言い訳が出来ません、私は受験で結果が出せない指導は意味がないと考えています。
この時期に本当に責任感を持って指導している塾は見抜けるものです。

教育方針は人それぞれです。
何が正解かなのか分りません・・・しかし、受験は単純に結果が分るのです。
保護者の方が塾に通わせる理由の一つが受験だと思います。
そこで結果を出す事が今まで通って下さったご家庭への最大の恩返しだと思っています。

当教室でも反省すべき事はあります。
私が最初に担当した受験生は第一希望を不合格になってしまいました。
それは難関といわれた私立のと別進学コースに合格させたことで、生徒さんに大きな油断が出てしまったのです。
その油断を見抜いていながら正しい対策をとれなかったのは、反省では許されないミスです。
そして第一志望校を高校受験で落としたのは、それが最初で最後です。
その生徒さんは今、私と算数教室で指導してくれています。

その生徒さんが自分の経験を活かし、生徒さんを指導してくれている事は大きな喜びではなります!

師匠に会う機会があり、納得いたしました。

この週末は岡山県の吉備津神社と吉備津彦神社にお参りに行ってきました。
そこで以前私がやっていた自営業で師匠と仰いでいた方にお会いする機会を得てお話を聞くことが出来ました。
その方は発想一つで関係者の全てに利益を共有できるシステムを構築される方で、その仕事のスタイルにずっと憧れていました。
しかし、私が自営業を廃業し、お会いする機会もなくなっていました。

私は奥さんと共に教育業界で仕事をしてきた中で、学習障害と呼ばれる学びの特性について知る機会がありました。
その時に私が一番に心配したのは、学習障害と呼ばれる人達が社会でどう生きていく道があるのか?その答えが見つからない限り簡単に関わったり、人にそのことを話すべきでは無いと考えていました。
私が学習障害と呼ばれる特性について学んだほとんどの研修会は、学校生活や勉強の学びについての話ばかりでした。
私は学校を出た後、社会でどう生きるのか?が気になって仕方がありませんでした。

ただ、特性の強い子は何か秘められた才能を必ず持っているという事は分かりましたが、具体的にどう活かすのかを考えられませんでした。
ところが、私が師匠と仰ぐ方はその特性を活かし仕事をしてお金を稼がせる事に挑戦していると聞き感服いたしました。
さすが師匠だ!と思うと同時に、どういうことを考えていらっしゃるのか気になっていました。

そしてついに昨日その機会を得てさらに関心いたしました。
師匠から色々と教えていただきましたが、結論的に「社会でかわいがってもらえるようにしておけば良い。」と教えてくれました。
一番の基本は挨拶である事も教えていただき、私も非常に共感いたしました。

ちゃんと挨拶する事から人間関係は始まり、いくら対人関係が苦手でも挨拶さえ出来ていれば社会ではどうにでもなると教えていただきました。
近日中に師匠が運営しているNPO法人を見学に行くつもりです。
そこで、学習障害と言われる特性で苦しんでいる子供達が社会で生きていける、経済活動を自立して出来ると確信したいと思っています。

我々は教育する事の一つの目的は自立であり、自立とは自分の力で生きていく事に等しいと考えています。
ですから、学校生活でいくら特例処置や知識のある教育者に恵まれていても、社会が厳しい事は我々が一番知っているはずです。
自立するには経済活動が絶対に必要です。
その答えが少しでも見えれば、私自身も大きな勇気を持てると思います。

師匠なら必ず答えを見せてくれると期待してしまいます。
見学に行った時は必ず皆様にも報告させていただきます。

天才なのか?凡人なのか?アンバランスを容認するなら天才しかない!

私は仕事の経歴がすごく変わっていて、最初に入学した特別進学クラスの私立を退学になり、定時制高校へ再入学しました。
そのときは昼間は仕事をし、夕方から学校へ通うという生活でした。
定時制高校の時に、トラックの運転手もしましたし、パチンコ店でバイトもしましたし、生協で配達もしました。
現場仕事も経験しましたし、自分で仕入れをして車で移動販売するなんてこともしました。

その後両親の希望で自分の意思とは関係なく大学受験をしました。
結果はなんとか一浪して大学に進学することが出来ました。
その後は高校時代とは無縁の仕事を経験しました。
大学卒業後は商品先物取引の会社に営業として入社しました。
初めてスーツで仕事をする会社員というものを経験し、その後通信関連の仕事で独立し自営業を6年ほど営みました。
その後製薬会社、食品会社と転職をし、カラオケボックスで深夜料理を作っていた時期もありました。

その中で各業界に天才というものは必ず存在するのだと思い知らされました。
自分が努力しても出来ない事をサラっとやってのける連中です。
才能なのか積み上げたものなのかさっぱり理解できませんが、人が苦労して体得する事をいとも簡単にやってのける天才はどの世界にも存在しました。
彼らに共通している事は変わった人という印象を受ける人ばかりでした。

人付き合いが苦手だったり、自己主張が激しかったり、極端に運動が苦手だったり・・・
私は残念ながらその部類にには入ること出来ない凡人でした。
しかし、私には大きな武器がありました。
それは幼少期に入隊していたカブスカウト・ボーイスカウトで培った正しい敬語とバランス感覚です。
それに高校の時にサッカー部で先輩との付き合い方も学びましたので、それほど仕事が出来なくても社会を渡っていく事が出来ました。

私は天才と呼ばれる人間以外がバランス感覚が欠如しているために、社会からドロップアウトしていく姿をたくさん見てきました。
敬語が使えるとか、人並みの人付き合いが出来るとか、多少の挫折を経験しているとか・・・とにかく豊富な経験が社会では必要とされると考えています。
忍耐も重要ですし、理不尽な事など社会にはあふれています・・・
そういったことをある程度経験し社会へ出ることが自立への道だと思いますし、教育の目的の一つだと思います。

勉強に対しても、部活に対しても、友達付き合いにしても、挨拶・姿勢・礼儀というものを欠いてはいけないと考えています。
勉強もある程度のレベルに達すると、考え方や姿勢などがとても重要になってきます。
それは勉強に限らず、スポーツでも趣味の世界でも、仕事でも何でも同じだと思います。
私は教育とは、挨拶・姿勢・礼儀に始まり、挨拶・姿勢・礼儀に終わると考えています。
その部分を欠いた生徒さんがいくら勉強だけが出来ても、天才で無い限りは社会を渡っていくことは難しいと思うからです。

挨拶・礼儀・姿勢が出来ている人は必ず困ったときに周りに助けてくれる人が現れ好転するようになっています。
しかし、その部分が欠落していると、本当に苦労する事になりその人自身が損をすると思います。
A YUMMY STUDY 伸学土台教室は学習教室ですが、学生生活においてバランスを大切にしてほしいと常々願っています。
勉強だけしていれば良い・・・そう考える人は少ないと思います。
しかし、勉強を少し優先しすぎてませんか?
もっと経験させておく事は無いのでしょうか?

失敗しない方法論は必ずいつか破綻するのです。
人生は何が起こるか分かりません。
しかし、失敗からのリカバリーの方法は人生を必ず好転させてくれるのです。
今は何もかも正解間違いをはっきりさせすぎて、子供達に間違える事を許す余裕が大人に無い気がします。
バランスの良い経験を積ませるためには失敗を恐れない強い心を持つ子供と、失敗を笑顔で見守ることが出来る両親の余裕が必要です。

バランスを崩してまで頭でっかちにしても、後で困る結果になるのはよく考えれば分かる事です。
勉強も確かに必要ですが、学生時代にしか出来ない経験をたくさんさせてあげてください。
それが最終的には真の学力となり、その子の人生の血となり肉となるのです。
大切な事はバランスであって、テストの点数でも偏差値でも、進学した学校のブランドでもありません。

出来ない子は居ない!正しい対処法を取っているかだけです。

我が教室も生徒さんを指導し続け、色んな事が分かってきました。
まず断言出来る事は、勉強に特別な才能は何もいらないという事です。

ただ、指導していく上で伸びきらない生徒さんがいることも事実です。
A YUMMY STUDY 伸学土台教室は伸びきれない生徒さんに共通している事は二つです。
1、宿題をしてこない。
2、簡単に休む。
この二点が共通点です。

我々も色々と試行錯誤をしてきました。
生徒さんの間違いや行動には必ず理由があり、その理由を追及し根本的に直しておかないと同じ事を繰り返すのです。
私がよく言うことは、症状では無く原因を追及する事が大切なのです。

腹痛を訴えている人がいます。
だからといって、腹痛の薬を飲んでも症状が改善しない場合が多々あります。
何故なら原因は風邪かもしれませんし、食あたりかもしれません。
何が原因の腹痛なのか?その原因を解明し、改善しないと改善策は無意味なのです。

ほとんどの人は症状と原因を分けて考えていないので、対処法が的外れになっているのです。
算数でよくあるのが、単純な計算間違いをしてしまうというミスです。
ほとんどの指導者はちゃんと計算をしなさいと指導します。
もう少し考えている指導者はゆっくりと計算しましょうとか、具体的にアドバイスします。

しかし、計算ミスをした原因を追及しないと同じ間違えをするのです。
計算を間違えた理由は、急いでやった事がほとんどですが急いだ理由が問題なのです。
問題をよく見ずに適当にこなしてしまった場合、ゆっくりと計算する事は正しい対処法と言えます。
しかし、問題を解くスピードに自信が無く、時間が足りないと考え焦って計算してしまった場合、対処法は真逆の早く計算する事が対処法になります。
同じ症状でも対処法が真逆になる場合があるのです。

生徒さんが間違えた場合、何故?その答えにたどり着いたのか?
そこを追及する事が一番大切なのです。

そして私が対処法を今、見つけられないのが塾を簡単に休む生徒さんと宿題をしてこない生徒さんです。
逆をいえば、ちゃんと宿題をして休まず来てくれればA YUMMY STUDY 伸学土台教室では必ず成果を出せると思います。
プロフィール

KAZ・FUJITA

Author:KAZ・FUJITA
学習教室を運営して約20年、教育の仕事に関わりすでに約30年。日本の教育は間違っていると感じ正しい教育とは何かを考え続けここまで来ました。私自身の経験から「社会で活躍出来る人間とは何か?賢いとはどう言うことか?世界の教育の今、何を求めているのか?そんな事を考え子供達の指導をしています。私の考えをココに書いておきます。私はウソは大嫌いです、何でも本音で書きますので気分を害される方は読まないで下さい。
尊敬する人物は「坂本龍馬」と「諸葛亮孔明」
座右の銘は「因果応報」
教師とは職業ではなく生き様である、が信条です。

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